CHAMPIONS CHALLENGE所感

大会名が長いので略称をCCにします

お疲れ様でした〜
あえてコメントはしなかったんですけど今回は実況者大会を作ろうとしてできたものがこの企画だったりします。

全31マッチのBO3集はこちら


【企画意図】

俗に言う"ポケモン実況者"ってBW2最強実況者決定戦をモデルに自分の大会をデザインすることが過去は多かったと思うのですが、僕自身は「既存の実況者大会の形は時代に合わないよね〜」って言いながらじぇねぽけとかをやった次第です

で、今回のCCも時代背景とかを意識して色々やってみました

"ただのガチ対戦"に視聴者がついてくる時代

色々な方々と話していて「ポケモンシングルは映えないから〜」とか、「ドヒドイデTODが見苦しい」とかのコメントをもらうことが多いですし、実際見ることも多いのが実情です。ただ、これについてこられる視聴者が増えたのも事実です。

とは言いながらもちろん、見る人によっては退屈なのは事実かもしれませんし、企画者が求めている数字を満たすかと言われたら人によってはそうでも無いと言えます。しかし、「俗に言われる退屈な試合」でもきちんと見られる視聴者の数が増えた現在では、ある程度の企画として成り立つようにもなりました。剣盾期のポケリーグやFrontierといった企画が大きく影響している側面です。

とはいえ、対戦そのものだけで数字が爆発的に伸びるかと言われたら現状参加者は広告媒体の大きさに比例する物ですし、"誰がやるか"が指標になってしまっているためここは長期的に解決しないといけない課題だったりします。

つまりは「誰がやっても(信用足り得る機関であるのは前提)注目が集まる状態」を今後目指していければというのが目標です。僕がこんなこと口走る資格があるかはさておき。
ただ、本当に形になる時僕がその場にいるかと言われたらそれは主催者の意向次第というのも事実です。企画者は一人で十分なので。

プレイヤーの表現の幅を広げる

前々から考えていましたがメタゲーム自体はエンタメとしてではなく、ガチ志向でやっても面白いことは感じていました。それこそランクバトルは性質上構築よりプレイの比重が大きく(構築を仕上げて最終日に挑むのでそもそも構築が弱いとその土俵に上がれないという表現の方が正しいかも)、大会といった物はまた違う視点からプレイヤーを見ることができたりします。

加えてランクバトルは配信が無く、あったとしても第三者視点というよりかは主観でプレイを見ることになるためその人が見られるかどうかはそのプレイヤーの認知度に比例してしまいます。

しかし、大会配信などは対戦しているプレイヤー自身の発信力が乏しくとも上手ければ見てもらえる機会が自然と増え、それが本人の活動の助けになるケースもあるため、こういった大会に出てもらう一環としてCCを企画した次第です。

配信しない人はどうしても構築記事やツイートでしか自身の対戦コンテンツを展開・表現できませんが、やはり本人の対戦を生で見るというのは本能的におもしろく感じますね。ライブみたいなものかと。
あとは解説なんかもプレイヤーが表現できる場所だったりします。いずれにせよ大会はプレイヤーの生息圏を増やせるコンテンツです。

プレイヤー側の意識の幅を広げる

現状ポケモンシングルバトルの強さの指標は"ランクバトル"の成績によって定められることが多いのは言うまでもありません。大会主催の身ですが、大会の作りも僕の場合はランクバトルをかなり意識して作っています。

とはいえランクバトルでできることには限界があるのも事実ですし、実際何者かに特集をされやすいのは観戦のしやすさもあって、本当に対戦そのものに注目が集まるのはランクバトルより大会になることも事実だと感じています。

最近は最終日動画などの影響もありランクバトルが注目される場としても機能していますが、やはり生配信がしにくいことやプレイヤーの活動幅を広げにくいこと、表現の幅は勿論ですが、全てのシーズンを清算できる場は大会というコンテンツの強い部分です。

今後ポケモン対戦プレイヤーがなんらかの形で取り上げられる際には大会、ランクバトルのレギュレーションとは変わった物になりますが、そういったところに出場するのもプレイヤーにとっては大きなステップになるはずです。

そんなこともあり、ランクバトルを頑張ってるプレイヤーだからこそ、こういった大会の場での活躍はかっこいいな~とも感じますし応援したいな~と感じる次第です。

おわりに

以上CHAMPIONS CHALLENGEの所感でした。今回はかなりランクバトルに焦点を絞った大会であり所感でしたが、そもそもポケモン対戦が強い人は大会でもランクバトルでもなんでも勝つのは事実です。
とはいえレギュレーション次第では実力が反映されやすいとは言えませんし、僕が普段扱っているスイスドロー/ブロック予選➡決勝トーナメントBO3の形式も完全ではないと言えます。
ここに関してはプレイヤーが納得できる範囲かつ実現可能な物を作っていきたいと考えています。ポケモン対戦を本気で取り組む人間の支えであり一緒に戦えればと願っています。

以上です。最後までありがとうございました。これからも変わらず活動は続けていきます。





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