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【前編】セックスに溺れた男女と、 全てを投げ捨てて身を滅ぼした男性のお話。


どうも。キラキラ光子です。

突然ですが、IT系キラキラ女子は、自分の道をまっすぐ進んでいる男性がお好き。なので、ベンチャー企業の社長、自分の裁量でバリバリ仕事をこなす人に興味を持ちやすいんですよね。

そういう上昇志向を持っている人って、どちらかと言うと夜もお盛んな人が多いイメージがあります。だからこそIT系キラキラ女子は、「私なら彼を魅了できるかも♡!!」と燃えちゃいます。

しかし、キラキラ女子に魅了されてしまい、溺れるが故に自我を失い、そのまま身を滅ぼした男性も何人か見てきました・・・。

今回は、その中の1つを2部構成でご紹介したいと思います。ビックリする内容が多いですが、これは紛れも無い事実なんです。

これは、

IT系キラキラ女子との将来を夢見て、2,000万円の借金をして自己破産したボンビーボーイと、 贅沢生活をしていた矢先に勃発したボンビーボーイ奥さんとの修羅場を何とかくぐり抜け、ラブラブ新婚生活を送っているハッピーガールのおはなし。


——— 2011年 —————

ハッピーガールこと亜由美は、某有名ITベンチャーに入社。プランナーとしてお客さんの広告プランニングを担当してました。

亜由美の実家は神戸市。自然と関西支社で働くことに。

社会人2年目になり、少しずつ心の余裕が出てきた2011年頃。お客さんからの紹介で、コンサル会社の人と会うことになりました。このコンサル会社社長が、ボンビーボーイこと亮太でした。

亮太は27歳。独立して1年ちょっと。

大手広告代理店に勤務していた経験を活かし、コンサル業をしているんだとか。しかし、亮太は既婚者。子供は2人。

既婚者には全く興味のない亜由美。もちろん亮太は恋愛対象外。それからは何もなく、何度か仕事関係の場で会うくらいでした。そんな出会いから1年経たったころに、大きな仕事が一段落ついた事もあり、打ち上げとして2人きりで食事に行くことに。

その時の亜由美は、付き合っていた彼氏と上手くいっておらず、不満が募っていたそうです。そんなタイミングで亮太に誘われ、、そのまま関係してしまったのです。


「してはいけない事をしてる・・・」という自覚はあった亜由美。

何とかして離れたいと思っていた亜由美ですが、皮肉なことに2人は身体の相性が抜群!もちろん亮太は亜由美にゾッコン。ほぼ毎日のように亜由美の家に通いつめていました。

身体の相性って、やっぱり大切なんですよね。他の人では埋められない。補えない。仕事でのストレスも多かった2人。ムシャクシャする時は、2人で美味しいご飯を食べ、美味しいお酒と共に語らい、そのまま朝まで一緒に過ごせば自然と心が軽くなっていました。


快楽に溺れるが故に、仕事が手に付かなくなっていた2人。

亜由美と亮太が良くなかったのが、仕事を疎かにしてしまったこと。特に亮太は、仕事のタイミングを自分でコントロールできる立場だったので、打合せを急に午後に変更し、午前中は亜由美とイチャイチャ。会社に出社しないこともしばしばありました。

土日になると、周囲を気にせずイチャイチャできるようにと東京や九州へ頻繁に旅行に行き、1日で30万円を使う日も。

亜由美は、散財について気になってはいたものの、亮太がセレクトしてくれる高級ホテル、有名店での食事、これまで経験したくても出来なかった競馬やキャバクラ、ショーパブに連れて行ってくれるのが何よりも楽しかったので、甘えていました。

それに、亮太はいつも領収書を貰っていたので、「きっと接待として経費精算してるんだろう。」と少し安心していた、と言います。


そんな関係は半年ほど続き。

亮太は、本気で亜由美との結婚を考え始め、奥さんと離婚話を始めました。起業後からほとんど会社で寝泊まりしていた亮太。週に1度だけ家に帰る生活を送っていました。そんな中、離婚を切りだされた奥さん。どうも怪しいと思い、亮太の友人に話を聞いたり、探偵を雇って調査したそうです。

平日は毎日のように亜由美の家に帰ってきていたため、亜由美の存在はすぐに奥さんにバレてしまいました。


奥さんの登場は覚悟していた亜由美。しかし予想外の話が舞い込みます。

奥さん:「あなた、自分が何をしてるか分かってるの?」

「はい」

奥さん:「全く。。こんな若い子に捕まるなんて・・・。あなたのご両親にもこの件は伝えます。住所を教えてください。」

「いやです。」

奥さん:「あなたに拒否権はないんですよ。あなたを訴えます。」

「わかりました。正式に弁護士を通してご連絡ください。私は逃げも隠れもしません。」

奥さん:「あなたね、亮太になんて言われてるかしらないけど、亮太はあと2人とも不倫してるのよ。所詮、あなたは遊び相手の1人なのよ。」

「・・・・・・。そんな話、私は信じません。」


動揺を隠せなかった亜由美。

「亮太が私以外とも会ってる? ・・・そんなこと有り得ない。」

そう思っていたけれど、何となく気持ちが晴れない亜由美。それからしばらくして、奥さんの弁護士から内容通知書が届きました。

【後編に続く】

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