見出し画像

2月29日は、閏日&富士急の日&東京スカイツリーが完成&ビッグコミックが創刊

【閏日(うるうび)】

今日、世界中の多くの国で採用されている太陽暦の一種「グレゴリオ暦」において、暦と季節のズレを補正するために設けられている日で、400年に97回(=約4年に1度)と定め、閏日がある年を閏年(うるうどし)とすることが取り決められています。

また、閏年には2月の日数を1日増やし、その日を閏日とするとされています。

日本では、諸外国の多くの地域に倣い、2月の最終日に追加し、2月29日が閏日として設けられています。

世界の一部地域によっては、改暦の歴史的な理由などから、2月24日を閏日としている国もあります。

《余談》
閏日が2月に設けられたのは、古来より暦の研究が盛んだった中世ローマでは、年始が3月1日で、年末が2月だったことから、年末最後の日となっていた2月の最終日に閏日が設けられています。

《閏年の決め方》
前提条件:西暦年が4で割り切れる年であること。

付加条件:西暦年が4で割り切れ、且つ100で割り切れる年は平年、西暦年が4で割り切れ、且つ400で割り切れる年は閏年とされています。

《閏年に関して》
平年は、その前年の同じ日から1つだけ曜日がズレますが、閏年の翌年は、2つズレます。

そのため、英語圏では曜日を1つ飛び越えることから、閏日のことを「leap day:意訳:飛躍の日」と言い、とても縁起のいい日と考える向きがあります。

また、イギリスではかつて、閏日だけは女性から男性へのプロポーズが伝統的に公認されていて、プロポーズされた男性は、断ることはできない風習があったそうです。


【富士急の日】

山梨県富士吉田市にあるアトラクション施設「富士急ハイランド」を運営する富士急行株式会社が、ふ(2)じ(2)きゅう(9)の語呂合わせにちなんで、2月29日に記念日を制定しています。

4年に1度となる富士急の日には、富士急ハイランドが入園無料になることが多く、園内では特別イベントなども開催されています。


【東京スカイツリーが完成】

2012(平成24)年2月29日、高さ634mの電波塔「東京スカイツリー」が完成しました。

2008(平成20)年7月14日から建設が始まり、約3年半の工期を経て完成した電波塔は、各種デジタル放送、タクシー無線の基地局などの役割を担っている他、避雷針、雨水貯留槽、(地下)蓄熱槽といった自然災害等への配慮もなされています。

開業は同年5月22日からで、世界で最も高い運用電波塔として、ギネス記録にも認定されています(2023(令和5)年末時点)。


【ビッグコミックが創刊】

1968(昭和43)年2月29日、小学館より「ビッグコミック」が創刊しました。

30代以上の男性をメインターゲットに据えたハードボイルド系や、俗世的なネタが多いのが特徴のひとつとされ、創刊号から、手塚治虫、石ノ森章太郎、白土三平、さいとう・たかを、水木しげる、藤子不二雄、楳図かずお、ちばてつや、といった、錚々たる大御所漫画家が寄稿し、話題を呼びました。

《順不同、略敬称》
ゴルゴ13:さいとう・たかを
プロゴルファー猿:藤子不二雄Ⓐ
空母いぶき:かわぐちかいじ、協:恵谷治
赤兵衛:黒鉄ヒロシ
BLUE GIANT:石塚真一
小早川伸木の恋:柴門ふみ
カムイ外伝:白土三平
S -最後の警官:小森陽一:作、藤堂裕:画
レインマン:星野之宣

「ビッグコミック」掲載がスタートで、小説化や映画化される作品も多数あります。

《余談》
同誌の表紙には、ビッグコミックマスコットキャラクターのうなぎと一緒に、芸能人や各界の著名人のイラストが描かれ、特徴をしっかり捉えていて、一見写真と見まがうほど極めて精巧に描かれていることも、創刊当時に話題となり、今日でも特徴のひとつです。


(以上、ネット検索より)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?