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3月8日は、エスカレーターの日&国際女性の日&母子と助産師の日&ニコライ堂が完成&初のハンドボール国際大会が開催

【エスカレーターの日】

1914(大正3)年3月8日、東京・上野で開かれた大正博覧会の会場内に、日本初のエスカレーターが設置されたことにちなんで記念日が設けられています。

博覧会の第1会場と第2会場を繋ぐために設置されたエスカレーターは、あくまで試験運転として稼働するも、約30cm/秒と割と速めなペースで動いていました。

そのため、博覧会期間中の同年3月29日には、74歳女性:エスカレーターの振動によって振り落とされる、2歳女児:ステップに足が挟まれるなどのエスカレーター事故が起こっていて、以後も事故が絶えなかったそうです。


【国際女性の日】

1910(明治43)年に、デンマーク・コペンハーゲンで開かれた、第2インターナショナル第7回大会 にて、国際デーとして記念日に制定されています。

国際表記 :International Women’s Day

元々は、1904(明治38)年3月8日に、アメリカ・ニューヨークの女性労働者たちが、参政権を求めて集会を開いたことが起源とされています。

日本でも、1923(大正12)年頃から社会主義婦人団体赤瀾会(せきらんかい)が中心となり、活動を展開しています。

また、日本国内の地域や場所によっては、正式名称の「国際的な婦人解放の記念日」として活動が展開されています。


【母子と助産師の日】

日本助産師会・村松志保子助産師顕彰会が、さん(3)ば(8)[産婆]の語呂合わせにちなんで、3月8日に記念日を制定しています。

以前は、助産行為を手助けする方々を、産婆さん、腰抱き、助産婦と呼んでいましたが、近年では、妊娠、出産、産後ケア、新生児ケアなどの一連サポートを含めた「助産師」という呼称に統一されています。


【ニコライ堂が完成】

1891(明治24)年3月8日、東京都千代田区神田駿河台にある正教会の大聖堂「ニコライ堂」が完成しました。

正式名称:東京復活大聖堂。

通称の「ニコライ堂」の名称は、日本に正教会の教えをもたらしたロシア人修道司祭・聖ニコライ氏に由来するものだとされています。

また、建物は日本初にして国内最大級の本格的なビザンティン様式を採用した教会建築でもあり、それまでの主に欧州様式教会とは異なり、ロシア、ギリシャの流れを汲む大々的な教会です。

1923(大正12)年9月1日に発生した関東大震災の際に、ニコライ堂も大きな被害を被りましたが、修復や改修を経て、2023(令和5)年末時点でも、同場所に現存しています。

《ビザンティン様式》
主に、5〜6世紀頃の東ローマ帝国勢力下で興った建築様式。

正方形、ギリシャ十字形の平面、金地の華麗なモザイク、大理石の張石などをあしらった建築スタイルが特徴で、ビザンツ様式(建築)とも呼ばれています。


【初のハンドボール国際大会が開催】

国際ルールに則った世界初のハンドボールの国際試合「スウェーデンvsデンマーク」の一戦が、1934(昭和9)年3月8日に行われました。

それまで、ハンドボールと言われていた競技には、屋外ゲーム:11人制、屋内ゲーム:7人制の2つのゲーム様式があり、同名ながら、それぞれ別競技として扱われていました。

が、ハンドボールは7人制・屋内ゲームを国際ルールとして統一することが採用されて以後、今日でも上記ルールが世界的に統一されています。

(以上、ネット検索より)

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