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11月7日は、鍋の日&知恵の日&キトラ古墳の壁画から「玄武」が発見された日&現存する世界最古の新聞が創刊された日

【鍋の日】

寒い時季になり11月7日は立冬になる年が多いことから、
つゆなどの製造・販売を行っているヤマキ株式会社が記念日に制定しました。

2023(令和5)年は11月8日が立冬に該当します。

冬になるに連れて寒さとともに鍋物がより美味しくなり、
家族や友人を囲んで鍋料理を楽しんでもらうことが提唱されています。

すき焼き:主に関西、もつ鍋、水炊き:主に九州、
石狩鍋:主に北海道などの地域文化が反映された鍋料理も、
近年では場所を問わず食べられる環境や状況が出来つつあるのに加えて、
多くの野菜やタンパク質を一度に摂取でき、栄養バランスが良く、
身体も温まり、調理法もそこまで複雑ではないことから、
多くの店舗や家庭で〆(シメ)を含めて親しまれています。


【紀州山の日】

紀州の山村では、旧暦の11月7日に山の神を祭り、山の恵みに感謝し、
山仕事の無事と山の今後の繁栄を祈願するための山祭りが行われていた慣習があることにちなんで、
和歌山県が旧暦の日付けのまま記念日に制定しました。

高野山:真言宗総本山、熊野三山、熊野古道:ともに世界遺産など、
古(いにしえ)より祀られてきた多くのスポットを擁する和歌山県から、
人と山が共生する山村づくりを進めていくことが提唱されています。


【キトラ古墳の壁画から「玄武」が発見される】

1983(昭和58)年11月7日、
奈良県明日香村にあるキトラ古墳にて、
彩色壁画の中から玄武(げんぶ)の絵が発見されました。

後の調査で 、青龍、白虎、朱雀、十二支像も発見され、
奈良・高松塚古墳に次いで、
国内2例目となる大陸風壁画古墳として注目を集めています。

大陸風壁画古墳:中国や朝鮮半島などの文化的影響を受けていたことが、
絵画や壁画を通して分かる古墳のこと。

壁画の状態や絵の図柄などから、
7〜8世紀頃に描かれたものと推定されており、
当時の様子を伺い知れる貴重な史料として保存・復元整備が進んでいます。

また、以前より中国や朝鮮半島では、
各方角に四獣神を充てる考えは知られていたものの、
キトラ古墳の調査では、色による方角分けもされていることが伺え、
これは中国や朝鮮半島では見られない、
日本独自の思想の現れとして研究が続いています。

《四神獣が示す内容 》
玄武=方角:北、色:黒、季節:冬、言葉:玄冬
青龍=方角:東、色:青、季節:春、言葉:青春
白虎=方角:西、色:白、季節:秋、言葉:白秋
朱雀=方角:南、色:赤、季節:夏、言葉:朱夏


【現存する世界最古の新聞が創刊】

現在も刊行され続けている最古の新聞:ロンドン・ガゼット紙が、
1665(寛文5)年11月7日にイギリスで創刊しました。

当時はオックスフォード・ガゼットの名で刊行されていましたが、
翌年の社の移転に伴い改称されています。

ロンドン・ガゼット紙はイギリス政府公式の官報紙で、
英国出版局が主に平日に発行していて、
記載内容に関してはすべて国王の著作権対象となっています。

また新聞と銘が付くものの、
一般向けに販売されたものではなく、
内容も王室や政府内の伝達事項的な要素が強いため、
一般的な新聞として扱うかの如何に関する議論は、
今日でもイギリス国内でされているそうです。

(以上、ネット検索より)

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