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3月26日は、カチューシャの唄の日&食品サンプルの日&初のロケット発射実験が行われた日&南極に「あすか基地」が開設した日

【カチューシャの唄の日】

1914(大正3)年3月26日、 島村抱月氏と松井須磨子氏が興した「劇団芸術座」にて、トルストイ著「復活」の初演が公演されました。

その中で歌われた「カチューシャの唄」が、全国的に大流行したことにちなんで記念日が設けられています。

この「カチューシャの唄」が全国的に広まったことは、「流行歌」という言葉が使われるようになった先駆け的な歌と目されています。


【食品サンプルの日】

日本独自の文化のひとつとして、海外でも認知されつつある食品サンプルから、サン(3)プ(2)ル(6)の語呂合わせにちなんで、食品サンプルのパイオニアでもある「いわさきグループ」の、株式会社いわさき、株式会社岩崎、岩崎模型製造株式会社、各社が合同で3月26日に記念日を制定しています。

食品サンプルは、大正末期頃に日本で誕生したもので、近年では機械による製造が増えてはいるものの、一部では職人の技が代々受け継がれていて、その完成度は、遠目から一見しただけでは見紛うものが多いほどの質を誇っています。

そのため、特に外国人観光客から人気を集めていて、食品サンプルをミニチュア化、キーホルダー化、食卓一式セット化したものなどは、あげたら喜ばれる日本土産の代表的なものです。


【初のロケット発射実験が行われた日】

1926(大正15)年3月26日、記録上初のロケット発射実験が行われました。

「3月16日説」などもあり、アメリカ・マサチューセッツにてロケット工学を研究していたロバート・ゴダード氏のチームが実施した発射実験は、初めて液体燃料を使用したロケットでした。

また、ロケットの全長は約1.2mで、この時の飛行は高度約60mを記録しています。

その後同チームは、1935(明治10)年に高度2,500mを達成するまでにロケットを進化させていきました。

後に続く、宇宙時代の先駆け的存在となったロケット開発者のゴダード氏は、その功績やロケット研究に捧げた人生から、「ロケットの父」と称されています。


【南極に「あすか基地」が開設した日】

日本が南極大陸に有する、昭和基地、みずほ基地に次ぐ新たな観測拠点として、1985(昭和60)年3月26日に、あすか基地が開設されました。

あすか基地は、南極大陸の最北部に位置していて、元々は調査員たちの越冬のために作られた施設でした。

現在は無人で、風力発電での気象観測のみを行っています。

《余談》
「あすか基地」という名称は、基地の背後の山地が、奈良県橿原市飛鳥にある大和三山の形に、それぞれ似ていることから付けられています。

[大和三山]
天香久山(あまのかぐやま)
畝傍山(うねびやま)
耳成山(みみなしやま)

(以上、ネット検索より)

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