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4月11日は、ガッツポーズの誕生した日&中央線開業記念日&松山英樹プロ・日本人初のマスターズ制覇&メートル法公布記念日

【ガッツポーズの誕生した日】

1974(昭和49)年4月11日に行われたボクシングWBCライト級タイトルマッチ「ガッツ石松vs.R・ゴンザレス戦」で、ガッツ石松氏がチャンピオンだったR・ゴンザレス氏に勝利。

勝利の瞬間に、ガッツ石松氏が両手を挙げて勝利の喜びを表わした姿を、ある新聞記者が「ガッツポーズ」と表現したことで、両拳を高く突き上げるポーズが「ガッツポーズ」と呼ばれるようになり、以後、全国的に浸透していきました。

そして、この日は、ガッツポーズの日として、記念日のひとつに制定されています。


【中央線開業記念日】

1889(明治22)年4月11日、JR中央線の前身にあたる「甲武鉄道」が開業したことにちなんで、記念日が設けられています。

開業当初は、新宿駅〜立川駅までの約27kmを結ぶ区間で運行されていました。

その後、立川駅~八王子駅:1889(明治22)年8月11日、八王子駅~甲府駅:1906(明治39)年6月1日など、順次拡張されています。

また、中央線には、中央線、中央本線と2通りの名称があります。

これは、前身にあたる国鉄時代の1906(明治39)年10月1日〜1987(昭和62)年4月1日間に、中央本線、青梅線、五日市線などの各支線をまとめた総称的概念として、中央線という呼称が使用されていたことが元となっています。

その後、鉄道民営化に伴う現行の東日本旅客鉄道JR東日本へ事業移行する際に、支線を含めた各路線の名称が、いづれも全て中央線と記載されていたため、本来は「中央本線」だった路線も含めて中央線と呼ばれるようになったとされています。

そのため、移行計画を策定した国側の機関(国土交通省など)の公文書や鉄道要覧では、支線等を含めて中央線と記載されていることが多く、運営側のJR各社や民間企業間では、中央本線、(中央)青梅線、(中央)五日市線と分けて明記していることが多く見受けられます。

また、近年では、中央本線:普通列車・特急列車、中央線:快速電車といったように、運行形態によって名称を区別しているケースも出てきています。


【松山英樹プロ・日本人初のマスターズ制覇】

2021(令和3)年4月11日(アメリカ現地時間)、ゴルフ世界ランキング25位につけていた松山英樹プロが、ゴルフメジャー選手権のひとつと称される「マスターズ・トーナメント」で、見事初優勝を飾りました。

ゴルフメジャー選手権=マスターズ・トーナメント、PGA選手権:全米プロ、全米オープン選手権、ジ・オープン選手権:全英オープンのゴルフ4大大会の総称で、単に、メジャーとも呼ばれています。

アメリカのオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで、4月5日から約1週間に渡り開催されていたマスターズ・トーナメントの最終日の4月11日、松山英樹プロは、通算10アンダーで周りきり、2位と1打差で優勝をつかみ取りました。

2011(平成23)年当時、松山選手がアマチュアとしてマスターズに初出場した際には、アマチュアの中で最上位に贈られる「シルバー シルバーカップ」を獲得。

それから10年後の同大会では、全出場選手の中での最上位となりました。

マスターズ・トーナメント優勝者には、ゴルフ界最高の栄誉とも言われる「グリーンジャケット」が贈られ、松山英樹プロも喜びとともに袖を通しています。

また、ゴルフメージャー選手権は、出場すること自体にいづれも厳しい条件が設定されていて、その中での優勝は日本勢初の快挙でした。

《グリーンジャケットのその後》
マスターズ・トーナメントで贈られるグリーンジャケットは、最終日まで誰が優勝するか分からないため、会場ではだいたいのサイズ感のものが用意されている場合がほとんどなのだそうです。

後日、優勝者のサイズに合わせて、しっかりと寸法されたオーダーメイドジェケットが贈られます。

が、翌年には、グリーンジャケットをクラブ会場に返却するのが慣習となっています。

返却されたグリーンジャケットは、クラブが展示・保管し、優勝者はクラブを訪れれば、いつでも自分のジャケットを着ることができます。


【メートル法公布記念日】

1921(大正10)年4月11日に、日本で「改正・度量衡法」が公布され、それまでの尺貫法などとの併用から「メートル法」のみに一本化することが決定したことにちなんで、記念日が設けられています。

主に、諸外国との貿易面で違いのあった測量方法を統一するため、メートル法の移行が進められ、移行に伴い各長さの単位に漢字を充てがい、メートル:米or米突、センチメートル:糎or厘、ミリメートル:粍or毛、キロメートル:粁米突と表記するなど、準備面での整備が進められていました。

が、尺度の単位が根本から変わることへの根強い反対運動などが起こり、施行は無期延期。

実際に、日本がメートル法へ完全移行を果たしたのは、約30年後の1951(昭和26)年の「新計量法」の施行時でした。

また、今日でも長さを表す単位として、一部の関連団体や業界などでは、各国や地域でそれまで用いられていた、インチ、ヤード、マイル チェーンなどが使用されていますが、国際単位系が定めている最も基本的な長さの基本単位(SI単位)は、メートルだけです。

《メートルの誕生と名前の由来》
長さの尺度メートルmは、1795(寛政7)年4月7日にフランスで導入された単位で、大航海時代を経て国際貿易が盛んになるも、諸外国やフランス国内でも長さの単位がバラバラだったことから、統一が望まれたことがきっかけでした。

そこで、誰にとっても、どこで使っても便利な新しい長さの単位を作ることを目的として、フランスが国を挙げて取り組みを開始。

当時のフランスには、既に地球観測の実績があり、
Step.1:地球を南北に1周する子午線の長さを算出
Step.2:その4分の1にあたる赤道から北極までの距離を計測
Step.3:さらに1000万分の1の長さとして算出された長さを、新たな単位をメートルとしました。

《メートルという名の由来》
元は、古代ギリシャ語のμέτρον(メトロン)、καθολικόν(カトリコン)=日本語訳:普遍的測定単位 を各国語で訳す際に、頭文字をとって「メトロ」「メートル」 などになったとされています。


(以上、ネット検索より)

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