#青ブラ文学部「橋」
私は動けなかった。
どちらから進むのが正解なのかわからなかったのだ。
まだ心の準備もできていなかった。
周りに誰もいないことも幸いした。
急かされなくて済む安心感
このまま渡れば「縁切り」に
対岸から渡れば「縁結び」と書かれてあった。
たまたま私は縁切り側に立っていた。
縁を切ってから結ぶのか、その逆か
縁を結ぶだけでいいのか
切るだけにするか
まず、何と縁を切るか
何と縁を結ぶか、考えなくてはいけない
以前、京都の縁切寺と言われるところに立ち寄ったことがある。
そこで「縁切りは人だけでは無い」ことを学んだ。
私は暫く考え、ゆっくりと目の前の橋を渡り始めた。
お金がない生活とさよならしたい
そして反対側から、またゆっくり橋を渡った。
沢山のお金とのご縁が結ばれますように
こんな事を書くと「夢がない」と思われるかもしれない。
幸せな事に私は健康である(現時点で)
縁を切りたいと願うほど嫌な人も思い浮かばない。
でも、私は幸せをあまり感じられない今日この頃を過ごしている。
幸せな事はわかっているのに
幸せってなんだっけ
🌹
山根あきらさん、よろしくお願いします☘️
ところで「青ブラ」ってなんですか?
🌹
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