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「名探偵コナン 100万ドルの五稜星 」の感想(ネタバレあり)

観てきた。
GWで混んでたので、Dolbyシアターで鑑賞した。そのせいか大人の観客が多かった。

ここ数年のコナン映画で1番好きかもしれない。
例年よりややしっとり目だと思う。
派手なアクションやスリリングなシーンは控えめで、やたら桜吹雪とか入る、雰囲気重視な演出が多かった。
それと、自分には少し恥ずかしいほどのイケメン描写がある。月夜の中戦ったり、一枚絵で見せるカットがあったり。あと恋愛要素が多かった。

ストーリーと謎解きは例年より理解しやすくて楽しめた。
脚本の人は土方歳三や当時の歴史について随分調べたんだろうか。歴史上の出来事とミステリを組み合わせ、ラブコメも組み合わせた脚本は、プロの創作の仕事として見事だなと思った。
気球の上から五稜星の剣を使って測量し、函館山を照らすシーンはシンプルに綺麗だった。
最後の暗号解読機のシーンはテンションが上がった。イミテーションゲームという映画で見たやつだったからだ。

イミテーションゲーム

イミテーションゲームで見た、輪っかが大量に並んだ暗号解読機は第二次世界大戦に開発されたものだ。それとそっくりの解読機が箱館戦争(1869年頃)の時代にあったというのは、時系列を考えるとあり得ないのだが、それほどの奇跡的なお宝だったということなんだろうか?

主題歌は映画にマッチしていた。
例年は、売れてるアーティストの曲がエンディングで不意に入ってきて、映画への没入が終了する感じだった。
だけど、今年のaikoの曲は服部平次と和葉の恋の余韻を感じさせるようでとても良かった。

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