あなたはわたしの命の証人になるのよ！
一生わたしの隣にいて、わたしが死ぬまでわたしの命を見届けるの！
ああ、なんてかわいそうなのでしょう！
わたしは危険だからって、みなそれをわかっていたから近づかなかったのに！
あなたはそれを恐れずわたしに触れた！
一度触れたらもう離れられないのよ！

ああ、なんという運命なのでしょう！
まさかこんな人が現れるなんて夢のようだわ！
わたしはあなたの隣で生きた証を残したい！
わたしより先に死ぬなんて言語道断よ！
わたしがこれから先何を感じてどう生きるかを一生見届けるの！
そう、わたしが死ぬまでずっと、ずっと傍を離れることなんて許さないんだから！

生まれてから愛を知らずに育って、孤独だったわたしに本当の愛情を教えてくれた人
これから先もずっと孤独で生きていくのだというわたしの確信を打ち砕いてくれた人

人生で一番求めていた本当の愛情を知ることができたからね、
もう悔いはないって思ったこともあったわ
でもね、あなたの愛情の下で過ごすわたしの頭の中から
もっと新しい何かが生まれるんじゃないかってね
わたしは本当に自由になったときにこそ、高く飛べるんじゃないかってね
そうしたらまだまだ表現し足りないものでこの世が溢れていたの

だからね、最期までわたしを見届けてね

ねえ、聴いて、わたしもね、ちゃんと言えるようになったのよ

愛してるわ