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『どんなことでも「すぐやる」技術』by石川和男 レビュー: ためらいを捨て、行動の一歩を踏み出す

司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一です。

今回紹介する本は建設会社役員であり・税理士など数多くの肩書をもつ石川和男先生の『どんなことでも「すぐやる」技術』(Gakken)です。

石川和男先生は、数々の肩書を持つエキスパートです。

今回の著書『どんなことでも「すぐやる」技術』(Gakken刊)は、行動力をアップさせるための実用的な方法(「仕組み化」)を提供してくれます。


この本との出会い

私の場合、仕事でなかなか気が進まないものがあります。

「なぜ物事が思うように進まないのか?」

私と同じように、多くの人々が抱える疑問です。

失敗への恐れや完璧主義が、実際の行動を妨げていることを痛感しています。

そんな中で出会ったのがこの『どんなことでも「すぐやる」技術』です。

この本は、「行動すること」の重要性を強調し、そこから始める具体的な方法を示してくれます。

思うように捗らないのはどうしてか?

「完璧を求めない」

完璧主義は行動の大敵です。まずはドラフトを作成し、徐々に改善していくアプローチが、無駄な恐れを排除し、実際に行動に移す手助けとなります。

自己分析と仕組み作り
本書では、自分の性格を理解し、行動ブロックを解消する方法を教えてくれます。そして、個人的な「仕組み」を作成し、それに従って行動することで、結果を生むことができます。

効果的なアプローチ「とにかく動く」

この本では、いちばん大事なことは「行動する」とことだと書いています。

ただ、いきなり「行動する」としてもハードルが高い。

そこで、「行動」をしてもらうために、様々な仕組みを紹介しています。

石川先生は、大きなタスクを細分化し、できるところから始めることが重要だと提案しています。

・ノートに書き出してみる
・マインドマップみたいなものを作ってみる

シンプルな行動から始めることで、物事が進行する喜びを感じ、自然と動き出せるようになるでしょう。

まずは大きいことは細分化して動いて見ることが一番だとこの本から感じました。

完璧を目指さずまずはドラフトの完成を目標に!

「完璧を目指す」

仕事をする上で大事なことだと思います。

しかし、完璧を目指すときになかなか動けなくなる、やはり恐怖でしかないです。

なので、細分化することで負担を減らすことも大事ですが、最初から完璧を目指さない。

徐々に改善していくアプローチが、無駄な恐れを排除し、実際に行動に移す手助けとなります。

個人的この本の特徴を上げてみた

自分の性格を知った上で、なぜ行動を起こせないのかを分析してみる。

その上でそのメンタル的なブロックをどう解消するか、まずは動ける範囲で動いてみる。

これは些細なことで構わない。

あとは自分なりに「仕組み化」して当てはめてみる。

これが何事にも行動するために第一歩なのかと思いました。

この本は、なかなか動くことができない人の後押しをしてくれる本だと思いました。

まとめ

『どんなことでも「すぐやる」技術』は、行動を起こすことに苦しんでいる人々に向けた、実践的かつ励ましのある一冊です。

成功者の特徴は「行動の速さ」であり、この本を通じて、その第一歩を踏み出す勇気を得ることができます。

この本を読んで、行動する価値とその方法について新たな洞察を得ました。

特に行動が鈍いと感じている方には、この本を強くお勧めします。

行動することの重要性と、それを如何に実現するかのヒントが満載ですので、ぜひ手に取って、新たな行動の第一歩を踏み出してください。


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