きり

酒場とストリップ。

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酒場とストリップ。

最近の記事

蒼稀子さんのデビュー作。

蒼稀子さんは、すきな踊り子さんのひとり。 道頓堀劇場に貼られた蒼さんのポスターにひかれ、デビュー日の1回目にみて以来、すきだ。 作品は、デビュー作に、ピザ屋さんの演目、一周年作の3作(のはず)。 なかでも、いまも踊るデビュー作は、つねにあたらしい。 そのときどきの蒼さんの心もようがえがかれるからで、振りや音、ときに自身のすがたをかえ、デビュー作とともに思索する蒼さんを、かざらず告白する。 じぶんのかんじたことで、ただしいかはわからないが、デビュー作は踊り子としてのいまを

    • のばらさんの2周年作

      萩尾のばらさんがデビューし、2年経った。 周年作は、1月下旬にみた。題名はプロローグ、とのちに知った。 当日の感想は、ツイッターにこうのこした。 「萩尾のばらさんの周年作、ファンはもちろん、ストリップに関わるすべてのひとに見てほしい。ストリップについてこうかんがえ、こう生きるひとがこの世界にいることを、いちストリップファンとして誇りに思います。本当に、ありがとう。」 出されて間もなかったから、ネタバレのないようにした。 もちろん、自分の感想に影響力はないし、ネタバレで

      • カルメン

        すきな踊り子さんが「カルメン」というショーをされる。 メルメのはず。事前に原作や映画などを見た。 なかでも、宝塚の「激情-ホセとカルメン-」がよかった。 99年の宙組初演版。原作をもとに、宝塚だからこそ描ける物語になっていた。 主人公は、男役トップの姿月あさとさん。 主人公ホセが愛に翻弄され、落ちるさまは男臭さや美学がある。 愛ゆえ不自由になる、不器用という名の純粋さ。 ホセはある種の求道者。男役トップの神性と苦悩を見る。 一方のカルメン。 原作ではファム・ファター

        • 小倉の思い出

          北九州の小倉に行った。 2年前にはじめて行き、好きになった。 今回の目的はふたつ。 九州に唯一残るストリップ劇場「A級小倉劇場」と酒場めぐり。 ストリップは昨年はじめて見て、魅了された。 はじめては、浅草ロック座。 ツイッターですすめるかたに感化された。 踊り子さんは素敵だし、たのしそうに踊るあるバックダンサーさんにもひかれた。 ストリップにかぎらず、ショーパブのようなところへ行ったことはなかった。 しかし彼女にひかれ、出演しているショーレストランなどへ行くようになる

        蒼稀子さんのデビュー作。