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予測がつかない人

 以前に少しふれましたが、「シャレで生きている人」の側面、その続き。
 シャレで生きている人を、とりあえず「自遊人」と名付けてみました。この世という広大な広場で、自由に心を遊ばせている人、というような意味合いです。特徴を列挙してみます。

・自遊人は、運命をよくしようとは思わない。与えられた運命に浸って、どう推移していくのか、穏やかに眺めている人である。
・自遊人には、不安や心配をなんとかして「安らぎに変えよう」とは思わない。人生に悩みや不安は付きもの、生きている証。それらを抱えたまま淡々と過ごせばいいと達観している。
・自遊人は、こだわりが「悩みの元」であることも「喜びの源泉」であることも知っている。だから、こだわるときはこだわり、こだわらないことにもこだわらない。

・自遊人は、くだらないことに夢中になり、我を忘れて楽しんでいる時間が多い。だが「人生は、楽しまなければならない」とは思っていない。
・自遊人は、固定観念にとらわれていないので、いつも新鮮な眼差しで世の中を眺めている。したがうのは、社会の常識ではなく、自らの好奇心。だから、一貫性がなく、予想外の行動に出ることがある。
・自遊人は「これが自分だ」というようなアイデンティティもないので、「一風変わった人」に見られる。

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