きりん

2019年4月に新入社員として入社し、その年の10月末に適応障害で退職しました。 会…

きりん

2019年4月に新入社員として入社し、その年の10月末に適応障害で退職しました。 会社であったことや自分の現状、動物について書きたいと思います。

マガジン

  • 動物関連

    動物は人間の言葉は喋りません。ですが、彼らの中には優しさや嬉しさ、悲しさ、怒りといった様々な感情があり、それを少しでも私たちに伝えようとしてきます。また、人間の感情も理解しているように思います。 生まれてからずっと動物に囲まれて育ってきたからこそ気づいたことや我が家の動物について、動物を通して感じたこと書き、まとめたいと思います。

  • 適応障害の私が感じたこと

    適応障害になってみて感じたことなどを書きたいと思います。

  • 新入社員が適応障害になり退職した話

    2020年に新入社員として入社し、その後、7ヶ月で退職に至ったまでの話です。

最近の記事

  • 固定された記事

はじめまして。

1.初めに はじめまして、キリンと申します。経歴や過去のことなどは3で書いてありますので是非読んでみてください。 noteというものに慣れていないため、時々過去のものを編集するかもしれませんが、よろしくお願いします。 職場のことに関しては、Twitterのように愚痴、悪口ばかりではダメな気がするため、書いていくうえで少しルールを決めようかと思いました。 ・何があったのか ・どう感じたのか ・周りの人たちの様子 ・どうなっていったのか を書いていき、今後活かせるようにしていきた

    • お知らせ

      動物関連の記事をあげていましたが、別のアカウントの方で動物の話は書いていきたいと思います。

      • 1.アニマルホーダー

        お久しぶりです。 心理的、肉体的に色々と疲れてきたため 少しnoteから離れていました。 さて、今回は「アニマルホーダー」について 書いていこうかと思います。 〇最初に アニマルホーダー 自分の飼育能力を超えた数の動物を飼い、手放すことのできない人 のことを言います。 「多頭飼育崩壊」を起こしやすい人と言えば分かりやすいでしょう。 なぜこの「アニマルホーダー」について書こうと思ったかと言うと、私の叔母が軽度ではありますが、アニマルホーダーに当たるのではないかと感じてい

        • 親の心、子知らず。

          今回は親の心と子供の心について感じたことを書きたいと思います。 ・子供突然ですが、皆さんにとって『母親』ってどんな人ですか? 自分を産んだ人、育てた人、導いてくれる人、叱ってくる人、自分に無関心な人 人によって様々だと思います。 母親に対する感情も、 温かさ、感謝、愛、子供心、理解者、強さ、怖い、怒り、憎しみ、悲しみ これも人それぞれだと思います。 入り混じったような思いもあるでしょう。 でも、母親に対して「弱い」というイメージをする人は少数だと思います。 ・

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        はじめまして。

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          3本
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          2本
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          23本

        記事

          睡眠

          睡眠とは何なのだろう。 今まで小さい頃から私は昼寝が大好きな子供でした。 「昼寝をすると夜、寝れなくなるからダメ」なんて言いますが、そんなの関係なく、夜も布団に入って愛猫と寝ればぐっすりという子でした。 ちょっとした車での移動でもすぐに寝る。 本当によく寝る子だったんです。 寝る子は育つと言いますが、特に何も育ちませんでした… 高校や大学になるとテスト勉強の時間やレポート作成の時間を確保するため、20分の昼寝が良いと聞き、実践していました。 20分か30分程度の昼寝は当

          書きたいことが多すぎてまとめきれないため、noteの投稿はお休みします。

          書きたいことが多すぎてまとめきれないため、noteの投稿はお休みします。

          寄り添う ちゃこ編

          早速ですが、皆さんのお宅には何か動物はいますか? 猫・犬・金魚・ウサギ・鳥・フェレット...etc... 最近はペットブームといわれ、多くの動物たちが人間と暮らしています。 そんな私も生まれてから動物がいない時がないくらい動物好きで、今も猫3匹、犬1匹がいます。 今回は我が家のヘンテコで可愛い動物たちを紹介しようかと思います。 1.ちゃこ?まず、最初に紹介するのは 我が家の最年長で、名前は 『ちゃこ』 ちゃこはちゃむと兄弟猫です。 幼い時にドブに捨てられていたの

          寄り添う ちゃこ編

          現在

          ここからは私の現状を書きたいと思います。 1.心療内科10月末に心療内科に受診し、私は『適応障害』と『身体表現性障害』でした。 1回目の薬は緊張や心身症(私の場合は胃痛)などの不安や緊張を取り除くために『ロフラゼプ酸エチル』を処方されました。 2回目の受診では、爪の周りの皮を気づいたら血が出ているという状態まで剥いていたため、主にうつ病の患者さんに処方する薬である『レクサプロ』という憂鬱な気持ちや不安な気持ちを改善する効果があるものを追加で処方されました。 最近も受診し

          退職

          その後の手続きは簡単だった。 1.退職届退職届の書類を受け取った翌日、◇さんから電話があり、手続きの関係で退職届を早くもらいたい。来週の半ばまでに支店に届けてほしいが、無理なら自宅に取りに行くといった内容であった。自宅を知られるのは嫌であったため父に無理を言い、10月15日に支店に行くことになった。 支店長と◇さんはその日は支店にいないため〇さんに退職届を渡すように伝えてきた。 退職届の書類の内容は大したものではなかった。自分の名前と所属、住所、退職理由を書けば良かった。

          面談 ◇さん

          人事部長との面談が終わり、部屋から出ると◇さんが私を別室に案内した。 ◇さんは「体調はどう?」と聞いてきたため「まだ手の震えはあります」と答えた。◇さんがパソコンを開き、事の経緯を聞いてきた。人事部長に話したようにノートにまとめたことを話そうとすると「そのノート読ませてもらっても良い?」と言われたため、どうぞとノートを渡した。しばらく沈黙があり、◇さんは私が書いたノートを読んでいた。途中で手足の震えている動画を見せると「そういえば、最後の日も手が震えてたわよ?気づかなかった

          面談 ◇さん

          面談 人事

          6月から4ヶ月間昇った階段を私は一段一段踏みしめていた。 挫けそうだった。もう帰りたいと何度思ったか分からない。 急な階段を昇りきり、6月は大きな声で挨拶して開けたドアを今は弱々しい声で開けた。 中には支店長、◇さん、○さん、△さんがいた。△さんは不安そうな表情で私を見ていたが、支店長と◇さんは以前とは違う、他人に向けるような冷たい目をしていた。私は俯くしかなかった。 ◇さんは私を奥の個室に案内すると中には人事部長と人事の人がいた。入るとすぐに◇さんは部屋を出て、ドア

          面談 人事

          弱虫で泣き虫

          ◇さんから電話で人事部長と人事の人も来ると伝えられていたため、私はとても緊張していた。 伝えることを間違えないように事前にノートに病院にかかった日や診察内容、今後のことを書き出しておいた。余談だが、病院には2ヶ月で12回かかっていた。また、もう自分がおかしくなっていることは分かっていたためスマホに録音アプリを入れておいた。 当日、母が「お父さんから面談に一緒について行くように言われたんだけど、どうする?」と聞いてきた。正直、ついてきて欲しかった。この精神で人事部長、支店長、

          弱虫で泣き虫

          心境

          ここから退職へ向けての手続きが始まった。 1.面談日病院に行った日から私は仕事を休んでいた。 一応、◇さんには「休職という形で1ヶ月過ごせないか」と伝えたが、伝わっているのか、それとも欠勤となっているのかは分からなかった。 翌日、◇さんから電話があり、面談の日はいつが良いかという内容であった。10月10日が◇さんも私も都合が良かったため、その日に面談を行うこととなった。 2.心境両親からは「会社のことや病気のことなんか考えないで休んでな」と言われ、ひとり家で過ごしていた。

          報告

          病院の会計と心療内科の予約を済ませ、私は母の車に乗った。 「適応障害の疑い」という結果を◇さんと支店長に報告しなくてはいけない。今度は頭の中がそれでいっぱいだった。 伝えることをLINEに書き出し、母のスマホに送信した。 内容としては -自分は適応障害の疑いであるということ -今後は運転ができないため親の送迎がないと支店には行けない という2点だった。 まずは◇さんに連絡した。◇さんが電話に出るまでの間、緊張で足は車のエアバックの下を蹴りつけるほど震えていた。 ◇さんが

          診断結果

          検査が終わり、再び脳神経内科の待合室に戻った。 この時、頭痛がひどく何も食べていなかったが、頭痛薬を飲んだ。看護師さんに許可をとり、昼食を取ったがあまり食べれなかった。 待合室に戻ると看護師さんからすぐに呼ばれ、診察室に入った。 先生は穏やかな表情を崩さずに検査の結果を説明し始めた。「キリンさんの血液検査ですが、調べきれてない部分もありますが、異常はありません。そして脳の方もMRIの結果から診て異常はありません」そう言って、先生は私の脳が輪切りになった画面を見せてくれた。「

          診断結果

          診断

          壊れた私は病院に向かう車内で水平線を眺めていた。 1.待合室母は仕事があったため、先に私と父で病院に向かった。 病院に向かっている時も私の足はバタバタと動いていた。 両親は脳に異常が出て、それが震えとして現れているのでは?パーキンソン病では?と色々心配していたが、当の本人は 『もうどうにでもなれ、どうせ壊れた身体だ』 そう思っていた。気づいたら眠っていて、病院に着いていた。 立っていることもできないため、受付を待つ列には父が並んだ。 父の様子を見ながらでも私の足はバタバ