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ポルトガル・ファロ番外編 オリャン

ファロの隣町オリャン。数年前にNHKの番組、コウケンテツの世界幸せゴハン紀行のポルトガル編を見てから気になっていました。

実際にファロから足を伸ばして隣町のオリャン(Olhão)まで行ってきたら、とても素敵な街だったので紹介します。

オリャン市場(Mercados de Olhão)

新鮮な魚介類がいっぱい

オリャンの市場はマリーナのすぐそばにあります。リア・フォルモサ(Ria Formosa)でとれた新鮮な魚介類が並んでおり、ヨーロッパ生活で海鮮に飢えた日本人には垂涎ものです。

ピッカピカのお魚や新鮮な野菜が並んでおり、買って帰って調理するのも良いなと思いました。今回はそのあと予定があったので諦めましたが…

市場あるあるですが、12時頃からパラパラと店が閉まり始め、14時には完全に閉まってしまうので午前中の訪問がおすすめです。わたしは12時前に着いたので既に閉まってしまっているお店もありました。


シーフード料理が絶品

人生で一番美味しかった海鮮リゾット。

オリャン市場の近くには、地元で採れた新鮮な魚介類を使ったレストランが何軒もあります。

この日私が頼んだのは海鮮リゾット(Arroz de Marisco)、価格は15€。写真では分かりにくいかもしれませんが余裕で2人分はありました。日本の雑炊に似て汁気が多く、これでもかというくらいに魚介がふんだんに使われており絶品です。人生で食べたリゾットで圧倒的一位。パエリアよりも全然日本人好みの一皿だと思います。なんで日本で知られていないんだろう…

今でも思い出すだけでよだれが出ます。胃袋に余裕があれば他のメニューも頼んでみたかった!

リゾットに入っているエビやムール貝、アサリを一生懸命手を使って食べていると、隣のテーブルに座っていた地元の老夫婦が「ポルトガル人も手を使って食べるのよ。どこでその食べ方を覚えたの?」と話しかけてくれました。

わたしが手を使って食べていたことがよっぽど嬉しかったようで、帰り際にも「是非その食べ方を続けてね」と言われました。笑

レストランはこちら!お昼12時にレストランに着いたときには混んでいませんでしたが、13時を過ぎると観光客や地元の方でほぼ満席になりました。


街がとってもかわいい

レストランが並ぶ海岸沿いの通りから少し北に入ると、南国らしい白い壁とタイルを使ったおうちが並んでいます。色とりどりのお花たちと白い壁が強い日差しに照らされて、コントラストがとってもきれい!

インスタ映えしそうなおうちがいっぱいありました。
わたしの写真が下手すぎて、街の魅力が伝わらないのが惜しい…!


オリャンへの行き方

オリャンへはファロ駅から電車が出ています。1時間に1本くらいだったと思います。オリャン駅から中心部までは徒歩で15分ほどです。

Boltを使えばファロからオリャン中心部まで20分ほどで行くことができます。わたしが使った時は12€でした。


まとめ

ファロでの時間をもてあまして、特に期待なく訪れてみたオリャンでしたが街の雰囲気がとっても気に入りました!ヨット?ボート?がつけられるマリーナがあるおかげか、ファロよりもお金持ちそうな欧米人をターゲットにしていそうでした(あくまで個人の感想です)。

わたしも再訪の際はファロではなく、オリャンに滞在して、市場で買ったお魚を料理しながらゆっくり過ごしたいなと思いました。


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