何を描こうかなとヤフーを見ていたら懐かしい青山祐子アナの写真がありました。御歳５０才、香港でお子さん４人に囲まれ、一般人のご主人と楽しく暮らしているそうです。幸せが顔に溢れていたので、ついつい描いてしまいました。

いつアナウンサーを辞めたのかなとネットを見たら２０１９年にＮＨＫを退社とありました。でも退社までの７年間ずっと出産、育休で休んでいたので最近見ていないことに合点が行きました。ちなみにその間給料はもらっていないそうです、念の為。彼女はスポーツが好きらしく高校時代は新体操の選手で活躍、大学も筑波大学体育専門学群に進み、三年生の時には三十三間堂弓道投的大会成人の部で優勝したそうです。そう言えばＮＨＫにいた時もほとんどスポーツキャスターだった気がしますね。

青山さんは笑顔が印象的ですが、これといって特徴はありません。他の人に似ている、友達にこんな人いると思われる方も多いとは思いますが、これはあくまで青山祐子さんです。

沈黙の射手しゃしゅのうなじや夏近し

私は大学で４年、会社に入って４年ほど洋弓をしていました。完全に下手と言った方がいいですが、学生時代は学連の役員、会社ではなんと創部に関わることになりました。会社の運動場には洋弓専用の射場が無く、和弓の道場を間借りして練習したものです。洋弓の短距離は３０メートルですが、それでも和弓の的よりやや遠いので部屋の後ろの方から射っていました。週末早めに射場に着くと和弓部の練習が終わっていないことも多く、時間潰しに和弓の練習を見物したものです。和弓をしている人には女性が多く、道着の襟からのぞくうなじに汗が滲んでいる姿が魅力的だったのでその様を詠いました。

句を読み直したら射手には銃の射手もいますね。弓の射手だとこんな感じです。

夏近し弓引く人のうなじかな

う～ん‼️ 沈黙による緊張感が伝わらないな～。銃の射手になってもいいから沈黙を復活させましょう。「夏近し」で汗を想像してもらうつもりでしたが、季節を夏にしてはっきり汗でいいですね。

沈黙の射手のうなじや滲む汗

一日たって自分の俳句を見るとダメ出しが出来ますね。沈黙しているのは射手だけではなく、見ている人もその瞬間は沈黙しています。「沈黙の射手」では片手落ちですね。

静寂や射手のうなじに滲む汗