特徴を活かして
久々に歩く交差点でふと違和感を覚えました。なんだろうと顔を上げて見回してみたら、歩行者用の信号がついていました。
その時に、安心感を覚えました。自分の感覚がまだ衰えていないことがわかったからでした。
「なんとなく」の違和感を、僕はとても大事にしています。変化というのは、非常に微細なところから起こり始めます。そして、顕在化する時にはもう変化を終えています。そこから軌道修正をするのは大きな労力が必要になります。
自分のとって好ましくない変化は、病気と一緒で早くに気づいて早くに対処するのが1番です。そのためには、違和感を見逃さずにその正体を見極める力が非常に重要です。
だから、極端にわかりやすさを求める昨今の風潮には疑問を覚えます。とはいえ、世の中にはいろんなタイプの人が必要で、鈍感であることも立派な魅力だと思います。
なにかが優れている、劣っているではなくて、自分の特徴をどうやって活かしていくかを考え続けていきたいです。
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