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帳尻合わせ無理ゲー

質問をされた時に、なにをどの程度伝えるのか?

すごく悩ましい課題だと最近強く感じます。

仕事でほぼ知識のない相手に質問され、答えるのに時間がかかりました。

その理由としては2つあると思っています。

  1. 相手の質問に対して明確に回答しようとすると、情報量が多くなる。

  2. 相手が欲しがっている答えが質問に対する正答ではない場合がある。

たとえば、野球の「犠牲フライ」について初心者に質問された時に、まず基本的なルールから説明をする必要が出てきます。それ以外にも「フライ」とか「アウト」といった専門用語も話さなければいけないでしょう。

そうなると、簡潔に質問に対する答えを言っても訳が分かりませんし、丁寧に説明して答えても相手の頭がパンクする可能性があります。

また、人にNotionを教えていると「Notionでどうやったら〇〇できる?」みたいなことを尋ねられます。できなくはないけど、その半分くらいは「Notionじゃない方がいいんじゃない?」ということです。完全なツールはなく、どれも一長一短です。

だから、「別のツールと組み合わせた方がいいよ」と答えになります。

実際には相手の理解度もグラデーションがありますし、それを瞬時に把握することもできません。だから、質問に対して、相手のニーズと理解度をいかに想像して、それに帳尻を合わせて、答えるというのは至難の業だと思います。

しかし、コミュニケーションというのは、それが暗示的に求められています。全然できないのですが、少しでもできるようになりたいと思って、試行錯誤をする日々です。

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