無の思いやり
だれかのためになにかをしてあげたい。
その思いやりは尊いものではあるけれど、時にその思いやりが相手にとって邪魔になる場合もあることを忘れてはいけない。
手を差し伸べるなら最後まで面倒をみろ、という話ではない。手を出すこと自体が害になることもあるのだ。
せっかく自分の力で立とうとしている人に対して、求められていないのに支えるのは違うのだ。つまり、それは自分が見てられないから手を出すだけで、相手のためではない。
なにもしないのが相手のためになることもある。
手を出しそうになった時こそその可能性を疑ってみることも必要だ。
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