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【こんな映画でした】74.[脱獄の掟]

2021年 1月25日 (月曜) [脱獄の掟](1948年 RAW DEAL アメリカ 79分)

 「サスペンス映画 コレクション 脱獄の掟」の一枚。アンソニー・マン監督作品。[グレン・ミラー物語](1954)を観ている。主役ジョーをデニス・オキーフ(初めて、撮影当時39歳)、その愛人パットをクレア・トレヴァー(撮影当時37歳、[駅馬車](1939)・[キー・ラーゴ](1948)で観ている)、弁護士の事務員アンをマーシャ・ハント(撮影当時30歳、[ジョニーは戦場へ行った](1971)を観ている)。そして驚くなかれ103歳で健在のようだ。

 解説には「元ギャングのジョーは、恋人パットの手を借りて脱獄する。途中、弁護士のアンをまきこみ逃走する三人だったが、ギャングのボス・リックがジョーを殺そうと待ち構えていた……。巨匠アンソニー・マンの傑作ノワール!」、と。アンは弁護士ではないのだが。

 作り方・見せ方が上手い。ヒヤヒヤドキドキで、これでもかと引っ張られる。原題は「不当な扱い」ということらしい。内容からすると私なら「身代わりの代償」とでもするか。もっともこれだと中味が推測できてしまうのでダメか。

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