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婦人的生活手引

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乙女視点の生活読本
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2018年1月の記事一覧

自分の肌を嫌いにならないために

鏡を見て、げんなりなんてしたくない。自分の顔貌に恍惚とするとまではいかないまでも、出来ることなら「私だってそんなに悪くない」と思いたい。 そのためにも欲しいのは、疲れやストレスの気配を微塵も感じない、きめの整った、張りと透明感のある肌。 そうは言っても私の肌にはそばかすが沢山ある。寝不足だと即座にクマやくすみが出現するし、そもそもの顔色も良い方ではない。 そんな風に取り立てて恵まれている訳ではない肌質だとしても、それなりの努力と工夫次第で、肌はある程度応えてくれる。勿論そ

なりたいのは、何もしていない人

「どうしたらそんな風になれるの?」 その道のプロフェッショナルに秘訣を聞きたくなる時がある。 しかしながら、少し困ったような表情や涼しげな微笑みと共に返ってくるのは、特に何もしていないという言葉ばかり。 本当に、何もしていないなんてことが有り得るのだろうか。完璧な仕事ぶりのあの人も、見惚れるほど美しい彼女も、誰もが認めずにはいられないセンスを持っている彼も。 だけど、どうやら彼らの言葉は、嘘偽りのない真実なのだ。あくまでも彼らにとっては。 仕事に対して一つも隙を作らず