例えば
池袋なら「フラミンゴ」
日暮里なら「ニュートーキョー」
有楽町なら「紅鹿舎」

誰しも 抑えの一軒 があるだろう。
あそこに行けば とりあえず 大丈夫だ というお店。

急な友人との待ち合わせにも 「あの店にしよう！」なんて爽やかに提案することもできるし、広さ的にも十分だから いざ行ってみて席がない なんてこともない。 そんな店。

新宿の繁華街にある「西武」もその一つだ。

パチンコ屋やラーメン店がひしめくビル群を見上げると 味のあるフォントが堂々とその歴史を物語るように掲げられている。

二階にあがると、言わずと知れたこの名店は休日でも確実に席が空いていると思える席数がある。3階はぐっと落ち着いていて、落ち着いているというか 会話が筒抜けになる静けさで、そんな空間もいいが やはり2階の込み入った感じがたまらない。

メイドのような制服を着た店員は 空気人形なのか？と思うほど、やたら無機質な雰囲気である。

好物ホットサンドを頼むと 付け合わせがポテチ。量もすごい。でも 長居すれば そのポテチもぺろりとたいらげてしまうのだが。

そうだ、新宿の抑えの名店として「らんぶる」も挙げておこう。