関連ニュース豊作1週間/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(24.2.18-24.2.24)
先週と打って変わってあわただしい1週間で。個人的にはその筆頭は九州ローカル話題に留まっている下記の件。
技能実習制度において監理団体がいかに基本的人権というコンセプトを認識できていないか。の事例がまた追加かよ、という理解をしていたら、最後のRKB報道が指摘しているように
「勾留する必要ないよね?」「いや、逃げるだろ」
てなやりとりが司法とあったようで、まあまあ続報への興味が涌きます。
■それでいうと埼玉ローカル話題が順当なのにネット経由でいたずらに可視化されることでヘイターの承認欲求を満たしている件、詳しく知る気もない私ですら、なんかうるせえな? という感想になる程度には騒がしい。
■ただ、こういう話が流れて行く先がどこか。を過去から学んだ「平均的な国民」としては、危惧せざるを得ないのでね。
つまり現在進行形のクルドdis関連は「デマの具体例」としてちゃんと記録しておかねば、ということに(=イヤな顔になりながら)。
■クーデターから3年、ということで今週ミャンマーまわりの話題が多かったんですよね。
この記事のリード文、良い。
判決が確定したわけではないので喝采するのは早いですが、とりあえずここまでの経緯は知っておきたい。
てな流れに置いてみると、下記のようなニュースには複雑な顔にならざるをえない。
クーデター政権に寄り添う、って言い方で同じ穴のムジナであることを隠そうともしない本邦与党の大立者が、ミャンマーからの「人材補給」には絡んでいるわけですよ。
ブローカー連中は二言目には「いまミャンマーお得ですよ、とっても安い」などと言うわけですよ。
ジャニー喜多川が、ダウンタウン松本が、これまで何も言われへんかったやん。なんでなん? みたいなことになったように、ミャンマーという国が、民主主義プロセスを経ることなく、武力で政権担当地位が変わった時期に、火事場泥棒の如く人を売り買いする連中。彼らに「責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン」を守ってなかったよね。って審判を正面から下す日が早く来ますように。
■それでいうとちょっと笑った
これな。
それな。
■今週のその他ニュース
最後のヘボコンfeaturing藤原麻里菜みたいな話、ヘボコンは2014年からだし藤原麻里菜が無駄づくりを掲げたのは2013年だし、ちょっとそうした先人への敬意が感じられないヤな感じ、を除けば話としては面白かったです。「インドネシア人の技能実習生が昼食で、うどんの鉢が真っ赤になるほど一味唐辛子をかけているのを見」て思いついた、って枕もね。
■最後にこちら
・運転士はN3。それ介護に課しているよりハードル高いんだが
・自動車運送業や鉄道など4分野を新たに追加する、の「など」が林業、木材産業ってそこ分ける必要ある?
・「縫製、印刷・製本、食品スーパーの総菜加工・調理など」がこっそりこのタイミングで加わるようで、そらまあ育成就労に漏れた業界にとっては死活問題だからそうなるだろうけど、ええと、コンクリート製品製造とかゴム製品製造とか、その辺もこの際どっかに紛れ込ませるんですかね?
あとこの手の物言い、特定技能における管理監督者(=支援機関)の権利が技能実習(=監理団体)ほど強制力ないから問題が起きる、あーあ、技能実習制度は良かったなあ。と暗に言っているようにしか見えないのでいいかげんにしやがれください。
そもそも雇用側の意識の問題じゃないですかーやだー。
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