外国人技能実習生

ごめんなさい、実習生として日本には来ないでください

私自身、日本は住みよくて治安もいい、とても素晴らしい国だと思っています。しかし、どんな国にも悪人はいます。そして、悪人はいつも弱者を狙います。

日本における悪人は、しばしば技能実習生(Technical interns)をターゲットにします。本国で生活が厳しく、日本に働きにくる皆さんは騙しやすく言いなりにさせやすい存在なのです。

まず、生活に困っている皆さんを日本の企業に仲介する「ブローカー(

もっとみる

プノンペンの町を支える「SOKEN CAMBODIA」(後編)

カンボジア プノンペンのビルメンメンテナンス会社として不動の地位を築いたSOKEN CAMBODIAは、今、新たな展開を見据えて動きはじめている。
そのひとつが、カンボジア人社員の日本派遣による研修システムだ。昨年6月から、6名のカンボジア人が、日本法人 綜合建物サービスにおいて技能実習生として実地研修に臨んでいる。年齢は20代から40代までと幅広く、なかには母国語を書けなかった社員もいるが、学歴

もっとみる

学生起業からM&Aによるエン・ジャパングループインまで3年間の軌跡(パート④二回目の資金調達からM&Aによるグループインまで)

株式会社JapanWorkの鈴木です。東大在学中に起業し、約3年後の先日エン・ジャパン株式会社へのグループ入りを発表し、せっかくの機会なので振り返りをしたいと思い今書いています。

以下のタイミングに分けて書ければと思います。

1, 創業前
2, 創業から一回目の資金調達まで
3, 一回目の資金調達から二回目の資金調達まで
4, 二回目の資金調達からM&Aによるグループインまで
5, エンジャパ

もっとみる

クラークから羽ばたく送出機関JP21(フィリピン編)

フィリピンの首都マニラから北西へ車で3時間ほどに位置するパンパンガ州アンヘレス市を初めて訪れた。かつてはアメリカ軍のクラーク空軍基地があり、その関連産業で栄えていたが、今では『クラーク経済特別区』として、各種産業の誘致に積極的である。年配の方であれば、第二次世界大戦当時大日本帝国海軍が占領し、神風特攻隊が最初に飛び立った地としてご存じの方も多いだろう。政府移転、新空港、高速鉄道の建設など、総額14

もっとみる

暑さも吹き飛ぶクメールの朝礼(カンボジア編)

猛暑続きだったカンボジアも、6月に入りだいぶ暑さが緩んできた。
時折夕方になると雨季特有の強い雨が降り、プノンペン中心部のバンケンコン地区でも膝まで冠水することがしばしばだ。
尋常じゃない量の豪雨が一旦降ると、トゥクトゥクなどのタクシーも捕まりにくくなり、とにかく止むまでじっと待つしかいない。この長雨の待ち時間にイライラすることもあるのだが、カンボジアの人々は皆意に介さず、慌てずのほほんとしたもの

もっとみる

西ジャワの金の卵たち(インドネシア編)

インドネシアの大きな特徴のひとつは、都市部と地方との経済状況の落差だ。牧歌的な東南アジアの情景をイメージして首都ジャカルタを訪れると、近代化された街並にビックリする人も多いだろう。どこへ行っても人だらけ。交通渋滞は当たり前。ローカル電車に乗れば、日本の満員電車並みに混雑していることもある。3月にはインドネシア初となる地下鉄「ジャカルタ都市高速鉄道(MRT)」も開通し、ますます都市化の波が押し寄せて

もっとみる

日本でしたいことは、「仕事と残業」(カンボジア編)

乾季終盤にあたる5月のカンボジアは、とにかく暑い。今年はプノンペンど真ん中のバンケンコン1地区でも、日中3時間ほどの計画停電があり、エアコンが止まると一気に汗が噴き出す。異常な暑さによる電力利用の急増と水不足により、水力発電に影響が出ているのだ。東南アジア最貧国のひとつであるカンボジアは、未だ電力の約6割を周辺国からの輸入に頼っている。
プノンペン市中心部から車で北へ30分ほどのルッセイケオにある

もっとみる

新たな在留資格「特定技能」の序章

新元号の発表とともに幕を開けた新年度。「働き方改革」「公的年金引き上げ」など、時代が大きく変化していることを示唆するキーワードがあふれている。こういった日本の話題は、世界中どこにいてもネットニュースによってリアルタイムで手に入る。スマホひとつで日本を感じ、世界へ発信することができるのだ。
2018年12月に成立した「改正出入国管理法」により、この4月から新在留資格「特定技能」が始まった。深刻な人手

もっとみる

学生起業からM&Aによるエン・ジャパングループインまで3年間の軌跡(パート③一回目の資金調達から二回目の資金調達まで)

株式会社JapanWorkの鈴木です。東大在学中に起業し、約3年後の先日エン・ジャパン株式会社へのグループ入りを発表し、せっかくの機会なので振り返りをしたいと思い今書いています。

前回までの記事は以下になります。
1, 創業前
2, 創業から一回目の資金調達まで

以下のタイミングに分けて書ければと思います。

1, 創業前
2, 創業から一回目の資金調達まで
3, 一回目の資金調達から二回目の

もっとみる

年間150日の海外出張から見えるもの

「起立!気をつけ!礼!」
「いらっしゃいませ!お客様!」
「どうぞよろしくお願いします!」

教室に入ると、制服を着た二十名以上の若い男女が割れるような大きな声と最敬礼で迎えてくれた。約二年ほど前にはじめて訪れたカンボジア送出機関が運営する日本語学校での一コマだ。
ベトナム、インドネシア、ミャンマー、フィリピンなど、どの国の日本語学校へ行っても判で押したように執り行われるこの儀式に最初は戸惑ったも

もっとみる