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南アルプスの天然水100%のスプラッシュマウンテン乗ったことある?

唐突に何の話や。

この状況をなんて説明すればいいんかな?
と、考えた結果こんなタイトルになりました。

どうも、10万円の給付金(6/15に入金あり)は全額ライブのチケット代に突っ込むことを決めたキシモトです。

正直なところ、私はSTAY HOME全然平気。
外出なくても美味しいご飯さえ食べられるならわりとごきげんに生きていける。
外食も好きやけど、テイクアウトとお取り寄せでなんとかなる。
たぶん根が引きこもり体質なので、まだまだSTAY HOMEでもOKです。

でもな。
ひとつだけどうしてもSTAY HOMEでは賄えないものがある。
それは…
せーの!
ラーイーブー!!

我々のような生音で生命を維持している人間にとって、ライブはまさにライフライン。
水道、電気、ガスに次ぐ生音。
これないと息の根が止まります。

「水道管からコロナウイルスが検出されたので、しばらく水道とめますねー」
言われたらどうする?

朝から好きな音楽を大音量で流しても、
Youtubeを貪るように観ても、
布団にくるまってイヤホンつけて生配信を視聴しても、

無理。
喉がかわいて脱水症状なのに、川のせせらぎの映像眺めてるみたいなもんやん。
日常の中に心が震える出来事がなさ過ぎて、言葉が出てこない。
日常の中に心が震える出来事がなさ過ぎて、生きてる実感がない。

そんなこんなでコロナの野郎にライフラインを止められて約3か月。
だんだん衰弱してきたところ、ようやく解禁されて82日ぶりのライブでした。

6月19日(金)@京都RAG
OBATALA SEGUNDO

元オルケスタ・デラルス、現在熱帯JAZZ楽団やサルサスインゴサで活躍中のトロンボーン奏者中路英明が、1997年からオバタラ(アフリカを起源としカリブ海地域のラテン社会で信仰されている多神教サンテリアの神の一人)という名前で活動を始めたラテンジャズバンド。
メンバーチェンジに伴い2007年よりオバタラ・セグンド(第二期オバタラ)に改名。
現メンバーはギター・鈴木よしひさ、ピアノ・伊藤志宏、ベース・コモブチキイチロウ、パーカッション・大儀見元、ドラム&ティンバレス・岡本健太、と現代日本の音楽シーンになくてはならないオールスターキャストである。

脱水症状でスプラッシュマウンテンに乗る

「オバタラの夏、日本の夏」
毎年これを見んことには夏は来ない。
今年は某〇リンピックのおかげでツアー日程も組みにくい中、凄腕ミュージシャンの皆さまが何とかやりくりして関西に来てくれたわけです。

いや、もうめっちゃ楽しみなんですけども。
でも82日ぶりの生音をどうやって受け止めたらいいのかわからない。
脱水症状でヘロヘロな人間が、いきなりスプラッシュマウンテンに乗せられて、
「ここの水、南アルプスの天然水なんで全部飲んでいいですよ!」
って言われるようなもの。

正直ちょっとこわい。
例の急勾配で顔面で浴びる大量の南アルプス天然水を受け止めるために、最大限に口を開けて待機した。

結果、溺れました。
生音の洪水に。
ザッパーン!きたよね。盛大に。
手加減なし。
頭の先から一気にずぶ濡れ。
本当にステージの上も下もみんな楽しそう。
目に映るもの、耳に入ってくるもの、喉を通り過ぎていくビール、すべてが細胞に染みこんできて。
それは、それは、幸せで。
生き返りました。

やっぱりね、心底思うのは、心が震えるようなエンタメがないと生きてる実感がない
ちゃんと自分の「生き心地」を守りたい。

もう「withコロナ」という言葉に飽きた。

この世の中には、コロナだけじゃなく、いろんなウイルスや菌がいるやん。
なんでコロナだけなん。

ノロウイルスもwithやん。
黄色ブドウ球菌もwithやん。
O-157もwithやん。
別にどれともわざわざwithしたくないわけよ。

だからいちいち「withコロナ」とか言わないでほしい。
言わなくてもわかっとる。

ウイルスを避けたいだけなら、無菌室のなかで何もせずぼんやりと過ごせばいい。
でも私はウイルスを避ける人生よりも、生きてる実感がある人生がいい。

だからね、新しい生活様式か何か知らないけれど、身を守ることと同じくらいのテンションで生きてる実感を守りたいわけです。
心が震えるようなエンタメを観たいわけです。

これってきっとライブの話だけじゃない。

プロ野球も開幕したでしょ?
球場に入れないのに球場まで行っちゃう人たち、気持ちめっちゃわかるよ。

野球が好きな人はやっぱり球場で声はりあげて応援したい。
おじさん達は高級クラブでホステスをはべらかしたい。
ヲタクたちはコスプレして仲間と集いたい。

それぞれにとってきっと大切なライフラインなんよね。
もちろんリスクは避けないといけないけれど、みんなの「生き心地」も大切に守れる世の中になってほしい。

給付金は残り9万6千円

今回のライブチケットが4000円だったので、10万円の給付金があと9万6千円残ってます。
何とか今年中に全額使いきりたい。
なので音楽家のみなさん。
やる側もこわいと思うけど、なんとかライブしてください。

もっともっとスプラッシュマウンテン乗りたい。
ライブハウスの最前列で推しの飛沫を顔面に浴びたい。

そのためにも、手洗いうがいをしっかりして、栄養があるものを積極的に食べて、いっぱい寝る!
嫌いなやつとは絡まない!
ストレスをためない!
無理をしない!

そして最高な音楽を聴く!

※↑↑↑これは結構古い動画やけど、ピアノソロがイカレてて免疫力が爆上がりします。(ほめてます)

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