Kishimoto Yoko

神戸生まれ、神戸育ち。料理人→派遣OL→ホテル広報→フリーランス広報(現在)。 三度の…

Kishimoto Yoko

神戸生まれ、神戸育ち。料理人→派遣OL→ホテル広報→フリーランス広報(現在)。 三度の飯より飯が好き。死ぬまでのご飯は1回足りとも無駄にしたくない。 たまにテレビで美味しいものを紹介してます。

最近の記事

ごちそう走馬灯#1【マグロで1杯やるまで帰れま10 -前編-】

ところで、出張中のご飯って困るよね。 ご飯の回数が全然足りない問題。 限られた滞在時間の中で食べたいものが多すぎる。 最近はよくお仕事で和歌山に行っておりまして。 神戸から片道2時間半かかるけど、食べ物が美味しいから全然苦にならない。 物理的な距離が仕事の妨げになるかと思ったけど、そんなこと全然ないよね。 これは最近仕事でよく行く和歌山での話。 取材対応のはざまでお昼ご飯を食べてないことに気づき、現場をそっと抜け出した。 食べる場所も時間もないので、とりあえずコンビニで

    • 魚屋さんが手がけるサンドイッチ&デリのお店「SEA SPICE」@神戸

      SAVVY最新号「おやつ図鑑」をペラペラとめくっていたら、おやつじゃないものに目が止まった。 魚屋さんが手がけるサンドイッチ&デリのお店「SEA SPICE」。 SEAもSPICEもどっちも好きやねんからこんなもん好きに決まっとる。 マジで運動しないといけないので散歩兼ねて北野までテクテク。結構坂の上です。 ザ・神戸的な雰囲気のオシャレな店構え。店内のショーケースにサンドイッチ3種類とデリがずらりと並ぶ。 サンドイッチは ・ツナとゆで卵   ・自家製スモークサーモン

      • 人生の最後に最高の「ごちそうさま」をいうために。

        2023年1月1日。 ひっそりと、このnoteをリニューアルした。 以下は、所信表明というか、言い訳というか、言い訳寄りの所信表明です。 プロフィール写真を、何年前かわからないホテル広報時代の写真から、真剣な眼差しでどこぞの野外で肉を焼いてる写真に変えて。 紹介文も随分とフワッとさせた。 noteでアカウントを作った時は、右も左も上も下も分からない独立したてのぴよぴよフリーランスで。 「仕事を取っていくために何かしら発信しないと」 と思ってざっくり前のめりでスタートした。

        • Go to Travelでもなく、Go to Eatでもなく、Go to Heavenだった

          あなたが死ぬ直前に思い出したいディナーってどんなん?私は食いしん坊な人間なので、死ぬ間際に 「あの時食べたあれ、美味しかったなぁ…」 とか 「次生まれ変わったらまたアレ食べたいなぁ…」 とか ニヤニヤ思い出しながらヨダレを垂らして死にたい。 突然ですが、ここで \私が死ぬ時に思い出すディナーランキング暫定一位/ を発表したいと思います。 全12皿。 これを死ぬ間際にダイジェストじゃなくフルで思い出したい所存です。 それではいってみましょう。 蟹 ↓ 熊 ↓ 山

        ごちそう走馬灯#1【マグロで1杯やるまで帰れま10 -前編-】

          【10/22開催】スマホでPR用動画を撮る!広報担当者のための「メディアに刺さるPR動画勉強会」

          「そろそろ動画やらなあかんなぁ…」 広報界隈で立ち込める動画必須の空気。 プレスリリースもこれまでの文字情報にくらべて伝えられる情報が桁違いに多い動画を添付するケースも増えているし、SNSで動画を使ったアプローチも検討したい。 いつかは…いつかは... そう思いながら過ごしていたある日。 あるテレビ番組にプレスリリースを送った時のこと。 「紹介はしたいんですけど、今コロナの影響でロケに行けないので動画の素材を送ってもらえますか?」 動画さえあれば、、、動画さえ用意

          【10/22開催】スマホでPR用動画を撮る!広報担当者のための「メディアに刺さるPR動画勉強会」

          夏が始まった日の夜に起こった世にも奇妙な話

          夏が始まった日の夜に起こった世にも奇妙な話をしてもいいですか? 昨日のことです。 最近印度カリー子さんの「ひとりぶんのスパイスカレー」を読んで、すっかりひとりぶんのスパイスカレーを作ることにハマっていて。 なんせ印度カリー子さん、東大院生の23歳という賢さと若さを兼ね備えた無敵なスペックの上に可愛いんですよ。その上スパイス変態。好き。 そのカリー子さん直伝(というか本に載ってる)のグレイビーというスパイスカレーの素が使いやすくて、簡単に作れて、本当にカレー作りが楽しい。

          夏が始まった日の夜に起こった世にも奇妙な話

          南アルプスの天然水100%のスプラッシュマウンテン乗ったことある?

          唐突に何の話や。 この状況をなんて説明すればいいんかな? と、考えた結果こんなタイトルになりました。 どうも、10万円の給付金(6/15に入金あり)は全額ライブのチケット代に突っ込むことを決めたキシモトです。 正直なところ、私はSTAY HOME全然平気。 外出なくても美味しいご飯さえ食べられるならわりとごきげんに生きていける。 外食も好きやけど、テイクアウトとお取り寄せでなんとかなる。 たぶん根が引きこもり体質なので、まだまだSTAY HOMEでもOKです。 でもな

          南アルプスの天然水100%のスプラッシュマウンテン乗ったことある?

          関西人にとって「オチ」とは「パンツ」である

          「関西ってすぐオチつけたがりますよね(笑)」 これは、あるライティングセミナーに参加したときの話。 セミナーが終わった後、大量のインプットに火が噴きそうな脳みそを甘いお菓子で鎮めながら講師と雑談していた。 「このセミナー全国でやってるんですけど、やっぱり関西人が書く文章にはオチがついてることが多いんですよ!」 え? えええ? ちょっと待って? え? むしろオチなくていいんですか? オチなしで世に出していいんですか? なんたる衝撃。 オチがない文章を人様の前に出して

          関西人にとって「オチ」とは「パンツ」である

          人は心底美味しい時、一皿ずつ「いただきます」してしまう

          「あかん、美味しい以外の言葉がみつからんわ。」 飲食系のライティングをすることが結構多いので、なるべく「美味しい」を「美味しい」以外の言葉で伝えたいと思っている私です。 でも実際はマジで美味しいものを食べると「美味しい」しか言葉が出てこなくて困ってしまう。 さて、ずいぶん遠くまで来てしまった。 車窓から見える景色から実家感漂う。 ここはJR三田駅すぐ近く。 2月18日、おとといオープンしたばかりの「おととごはん味保」さんです。 (いや、これを言いたいがためにこのタイミング

          人は心底美味しい時、一皿ずつ「いただきます」してしまう

          クリスマスのあっち側とこっち側

          ドラマ「グランメゾン東京」にだだはまりの令和元年12月。 どれくらいハマっているかというと、 毎回、はじまったらテレビの前で正座やし、 毎回、山下達郎の「レシピ」が流れるタイミング合わせて涙を流すし、 毎回、誰にも聞かれていないのに「私、丹後さんがグイグイきてる」とか言い始める。(一方の丹後さんのほうはグイグイきてるつもりは毛頭ない。) 何がいいってね。 だいたい普通のレストランが舞台のドラマは、料理が出来上がってからその先のドラマなの。 大きなお皿の上にキレイな料理がちょ

          クリスマスのあっち側とこっち側

          男とワインはオールドヴィンテージに限る~完全ノーカット版~

          ※この記事は天狼院メディアグランプリ 30th 第6戦でランキング1位になった「男とワインはオールドヴィンテージに限る」を再編集してお届けします。熱量が高すぎて文字数を大幅にオーバーし、3分の1を削ってエントリーした本記事。noteにはせっかくなので完全ノーカット、なんならちょいボリュームアップして公開します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 平成から令和になり、早くも平成生まれの若手ミュージシャンたちが 「俺たちの時代はさ……」 とか溜息まじりに言いかねない

          男とワインはオールドヴィンテージに限る~完全ノーカット版~

          老女の夢がやぶれた日。

          ショートヘアの41歳!キシモトです。 今日、母の夢がまたひとつやぶれました。 先月の7月21日、参議院選挙の日。 私は実家にいました。 夜、居間で母と選挙特番を観ているとおもむろにこんなことを言い出しました。 「私、小泉進次郎好きやわ~!アンタ進次郎と結婚したらええで。」 そう、母はもう現実を見なくなったのだ。 嫁に行く気配がなさすぎる娘をみて訳のわからないことを言うことが多くなった。 母よ、まだボケるには早いと思うで。 なんたって相手は総理大臣候補とも言われている

          老女の夢がやぶれた日。

          某シャンパンメーカーに足向けて寝られない話

          ホテル時代に受けたテレビ取材の話。 ある金曜日の夕方、集中力もそろそろ切れて閉店ガラガラモードに入りかけていた頃、テレビの制作会社から1本の電話が入った。 お!?テレビ!?!?! そう思って閉店ガラガラしかけたメンタルをこじ開ける。 D:「もしもし、〇〇(関西ローカルの人気番組)という番組を制作しております●●と申します!番組の企画でご協力いただきたく・・・」 久しぶりのテレビキターーーー♪ しかもあまりテレビ見ない族の私でも知ってる人気番組! テレビの取材依頼

          某シャンパンメーカーに足向けて寝られない話

          松岡修造の逆をいく女

          写真は6月29日~7月1日まで滞在していた東京・浜松町の一風景。 3日前の朝8時15分、私は羽田空港についた。 今月3度目の東京。 うわ、さむっ!!! 早朝神戸を出た時は蒸し暑く、当然のようにノースリーブで出てきてしもた。 ここ最近、私が東京に来るたびに神戸との温度差が5度以上あって、東京の人に毎回聞くと「昨日まで暑かったのに・・・」という。 なんでやねん。 そういえば、気温が異常に上がりすぎている地域には松岡修造がいるという噂がにわかにある。 もしかすると私は

          松岡修造の逆をいく女

          12年弱の広報の仕事で常にそこにあったのは一体なんなのか?

          神戸生まれ、神戸育ち。 経験ゼロの状態からとある企業の広報を担当することになり、12年弱。 試行錯誤に次ぐ試行錯誤で気づいたら「あれ?広報って結構おもろい仕事やな」と思えるようになったのは実は結構最近です。 ひとまず自己紹介がてらに、そういえば私はなんで今この仕事をしているんやっけ?というのを振り返りつつ、広報経験ゼロの状態からフリーランスとして独立しようと思うまでの道のりを綴りたいと思います。 すぐに使えるノウハウ系ではありませんので、30代をまるまる仕事に捧げた

          12年弱の広報の仕事で常にそこにあったのは一体なんなのか?