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【北の味#6】「北菓楼 札幌本館」のケーキセット(藤沢チヒロ)

「開拓おかき」やバウムクーヘンの「妖精の森」で、道内ではメジャーなお菓子メーカー北菓楼さん。本店は砂川市にあります。

2年前の2016年3月に、札幌の旗艦店として大通にオープンした「北菓楼 札幌本館」。元は大正15年に建てられた「北海道廳立圖書館」、その後「三岸好太郎美術館」として親しまれてきた建物を、安藤忠雄デザインでリニューアル。レトロな外観と、大きな吹き抜けのある白を基調とした内部が素敵なお店です。

北菓楼さんの公式サイトはこちら。

この札幌本館の店舗の2Fに「北菓楼カフェ」はあります。
ここのケーキセットがすごいんです。
スイーツ好きのお知り合いがTwitterでこうおっしゃっていました。

それ! そうなんです! 運ばれてくると、そのボリュームに目を疑っちゃう。

ケーキはリストの中から好きなものを選べて(つい、単品価格の高いものを選びがち)、人気のソフトクリームとシフォンケーキが一皿に盛られてきます。ちょっとしたスイーツの山です。ドリンクはホット/アイスのコーヒーか紅茶、100%のリンゴジュースかオレンジジュースからおすきなものを。紅茶がポットサービスだったらさらに最高なんですけれど、それは贅沢というものですよね。
スイーツ3種に飲み物がついて750円、お店の雰囲気も考えるとこれは破格でしょう。ケーキのおいしさについては言わずもがな。北菓楼のマスコット「もりりん」が飾られた和栗のモンブランがかわいくておすすめですが、乳製品好きな方は、オリジナルケーキの「スノーマウンテン」も満足していただけると思います。

「ランチに甘いものはちょっとな…」という方には、卵の焼き加減が選べるオムライスをおすすめしたいです。中身がケチャップライスじゃなくて、醤油味の洋風チャーハンという感じのもの。ケチャップはお好みでかけていただきます。ほかにも、ドリンク付きで軽食にぴったりのキッシュ2種セットや、野付のでっかいホタテがゴロゴロ入ったパスタなど、全国どこでも食べられそうに見えて、実はここでしか食べられないおいしいものがありますよ。

帰りがけについ寄ってしまうのが、1Fのショップ。店舗限定商品も多くて、つい財布のひもがゆるみます。そして試食がたくさん。開拓おかきの全ラインナップを味見でき、どれも美味しいのであれもこれも買ってしまう。魔窟かな…
今回も気になるお菓子をあれこれ買ってきました。

↑開拓おかきアソート。試食コーナーで長考したあげく、ちょっとずついろんな味を楽しめるこれにしました。

↑気になっていた「北一条通り物語」は、クッキー部分がホロホロで、レーズン入りのキャラメルクリームは濃厚。多分、マルセイバターサンドをライバルに設定したお菓子だと思います。うまい。


藤沢チヒロ
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