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僕がかつて新聞を購読していた理由

千葉市で音楽教室を運営している音楽教室の中の人です。

皆さんは新聞を定期購読されていますでしょうか。

僕は新卒で会社に入って以来、日本経済新聞をとっていました。

日経を取っているのは、それが職場ではあたりまえだったからです。

当日の記事内容をひととおり頭に入れて出社して、取引先などで話題になったときについていけるようにと新人時代に先輩から言われました。

それ以降ずっとそういう習慣になっていたんですね。

数年くらい前に、一旦紙の新聞のやめて電子版だけにしたんです。

記事内容は電子版を通勤途中で読めるし、家に帰ってからは紙の新聞を読みふける時間もなく、SNSを見ることが多くなってきたので、定期購読はまあいいかと思ったんですね。

実際、新聞購読世帯はどんどん減っていって、僕の回りでも新聞を取っていない人は多くなってきました。

市役所の広報誌は昨年新聞折り込みから手配りに切り替わりました。

新聞購読世帯が減って、広報がいきわたらなくなってきたからなんですね。

そんな時代の流れを感じつつ、しばらく新聞なしの生活を続けていたんですが、結果的にしばらくして紙の新聞をとるようになりました。

なぜかというと、電子版では見落としてしまうことや、記事自体を読むことが少なくなってきて、情報量が減っているなと感じたり、やっぱり新聞は紙でなくちゃねって思ったからなんです。

そしてもうひとつ。

新聞に折り込まれるチラシが見たいという理由です。

いまどき新聞の折り込みチラシ?と思われるかもしれませんね。

僕も新聞折り込みチラシを見て、何か申し込んだり購入したってことはまったくありません。

じゃあなぜチラシなのかといいますと、どの企業がいつどんな内容のチラシを打っているかを知りたいからなんです。

たとえばこの春は学習塾の新入会案内のチラシが、毎日のように入っていました。

どこのスクールが誰にどんなフレーズで告知しているか?

チラシのスタイルは?

生徒さんの声は?

デザインは?

などなど、僕が教室のチラシを作成する際にすごく参考にさせていただきました。

他には、フィットネスクラブの会員募集チラシや、カルチャーセンターのチラシも参考になります。

いい面、いまいちな面、両方感じることが大切なんだと思います。

スーパーのチラシは毎回同じようなデザインで入ってきますが、果たしてこれを見て安い!と思ってそのお店に行く人はどのくらいいるのか?

5円、10円安い店を探し求めている人が、そもそも新聞を取っているのか?

という疑問も浮かびます。

じゃあ、スーパーはどんなメディアを使ったら、5円、10円安いお店に行きたい人に情報をお届けできるのか?

とかいろいろ思い描くことができます。

月数千円で得られる、体感できる価値はひとそれぞれです。

それから数年。

いまチラシとして入ってくる量はほんと少なくなりました。

新聞自体の役割も変わってきていると思います。

いまは電子版だけに戻しています。

新聞との付き合い方も時代の変化を感じます。


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