恵比寿

恵比寿ガーデンプレイスまで行くあの延々と続く遊歩道……そして壁にはエビスビールの広告、をやっとこさ抜けてからまーた歩いて、もすこしやっとこさなところに恵比寿ガーデンシネマはあるわけですが。まあ手前のショッピングモール地下に喫煙所があるので、環境的にはわりといいほうなのではあるが（わたくしは喫煙所をいつだって探し求めているのですよ）、まあなかなか「あそこで観に行こう！」とまではいかない感じである。着くまでがちょっと退屈というか。座席とかすごくいいんですけどね、油断したら寝そうなくらいにいいお席です。
久しぶりに恵比寿に行ったら、「うーむ、前々から思っていたが、この感じ、デート向き、なのだろうか？」と不思議に思いましたね。入っているお店も洒落ておりますけどもう一捻り欲しいといいますか。とかいいつつノースフェイスやらトゥデイズスペシャルをじっくりとやり尽くしたってくらいに眺めて楽しみましたけど。もう一枚フリース欲しくってさ、あと気分が盛り上がる文房具とかあったらいいよねーと。写真美術館も映画館もあるし、食べるとこもあるし、夜はイルミネーションもあるわけで、まあデート向き、なのか？　でもそのデートする層がなんというか頭良さそうというか真面目〜な人ってイメージ。先日、某ブランドのセールに参戦すべく新宿行ったときに路上で見かけた、「なんとなくおしゃれ、だけど、かーなり下品」なカップルとか海外観光客（ところでデパートの床に座り込んでゲームしているガキンチョ、あれなんなのか。海外ではスタンダード、なのか？）とかは絶対こなさそうな感じ。もちろんただの印象。どこにだってそんなやつはいるし、僕のように街に出ても髪の毛ボサボサ基本サンダルで歩いているやつもいますし、どんくさ〜。
鈍臭いを擬人化したら俺。
ジム・ジャームッシュの『ミステリートレイン』を観にきたわけです。なんとなく懐かしくてね。初めて観たのはいつのことでしょ。なんとなく機会を逃し続け、レンタルビデオ屋でも見かけなかった（あったかもしれないが）ので、やっと観れたときは感慨ひとしおだったけです。いまはもう配信もあるからね、現代って便利になったねえ。
さて、あらすじは別のとこに任せるとして、若かりし工藤夕貴・永瀬正敏のカップルがやはりすばらしいんですね。遠い異国で、いまいち会話が成り立たず、異邦人となったよるべない二人の風情が、とってもいい。永瀬正敏なんてさあ、いやー、こういう男の子、いそうでいないよなあ、という魅力に溢れています。この手の一挙過去作公開系、はいつのまにか始まっていて、気づいた時には予定を立てづらかったりする。で、悔しくなる。配信で随分と「観る」のは楽になったけど、まだまだ配信されてなかったりサブスクになってなかったりするんだよなあ。あと一本なにか観ようかな、と思っているうちに、予定が合わず断念。

ちょ○ザップ

なんかCMみたいな話になるがもちろんCMではない。自重トレーニングをしている知人が、ジムに入ったという。ていうか脱毛もできんのかよ。ゴルフ？
なんかこんなふうに世の中ってなっていくんだな。エ○タイムのときも思ったけど。しかし、
「きちんと自分で計画を立てられる人」でないと継続が難しそうだ。近所にあったら試しに入会してもよかったのだけど、いまのとこ近所では三駅先にあるのみ。家から近いか通勤途中にない限り、ジムに通うのはめんどくさい。いや、なんならジムに行こうとして途中で喫茶店によって「あー、時間無くなっちゃった」なんてことざらな自分には、いまのとこ筋トレのみのモチベで三駅先まで向かう気力はないのであった。
知り合いが入っていて、「すごくいいですよ〜」とプレゼンされたのだが、以上の理由で結局入会は見送った。せっかくにコード（割引になるとかなんとか）をもらったんだけどね。