冬です。お腹の調子はどうですか？

僕の住む仙台市もとうとう雪が振り、本格的な冬の訪れを感じています。寒くなると困ること、いろいろありますよね。個人的には「寒さによる腹痛」が一番困ります。
というのも僕は生まれつき胃腸が弱く、寒さや冷たいのものの食べ過ぎにより、常に腹痛と持ちつ持たれつ胃もたれしつつの関係で、これまで生きてまいりました。お腹が痛いのは年がら年中ですが、特に冬に痛くなりがち。寒いから。あとアイス食べるから。道民は真冬でもアイスを食べるんです。

さてそんなお腹の痛みも、自宅や学校・職場でお腹が痛くなる分にはまったく悩まずに、定められたトイレに向かいます。なぜなら、トイレの選択肢が１つしかないから。定められた場所で己の運命（ウン命）と対峙することほかないのです。
一方で、悩むのは外出時。通勤通学中、買い物中、デート中…。外出時、街中には便利か不便かトイレの選択肢がたくさんあります。便についての便・不便ですね。こうして外出時にお腹が痛くなった僕は、腹痛に苛まれながらも、こう思うわけです。

「キレイなトイレで用を足したい…」

どうせなら、キレイで、温かい便座で、ウォシュレット付きで、トイレでゆっくりと用を足したい。これはゆとりの戯言でしょうか？いいえ、違います。人間の性です。佐賀の人も北海道の人も同じ。

札幌市内の高校に通い始め、毎日が少しだけ自由になったあの頃から。気づけば「お腹が痛い時、最も気持ちよく用を足せるトイレ」を探索・マッピングする習性が身についてました。この高校生活3年間により、高校周辺はもとより、「札幌都市部におけるキレイなトイレの位置」に関しては右に出るものはいないところまで来ました（自称）。右に出るものはいませんが、出るものがある。それがトイレ。
ちなみに就活で東京によく行っていたあの頃は、東京駅八重洲口のグラントウキョウサウスタワー地下で用を足していたものです。（リク○ートの人ごめんなさい）

そして仙台生活が４年目も終えようとしているここ最近。仙台におけるトイレの知見も溜まってきており、「そろそろこの知見を世に公開すべきではないのか？」とふと思い立ち、この記事を書いている次第です。

ということで、この記事では、ランキング形式で仙台のキレイで使い勝手のいいトイレランキングを紹介します！紹介はしますが、消化はしないのが僕のお腹。前置きは長くなりましたが、第３位から！

第３位：S-PAL仙台本館 3F東側トイレ

　仙台駅直結のショッピングビル、S-PALの本館です。LOWRYS FARMの奥ですね。2016年年明けの東館オープンに伴ってリニューアルされたのは記憶にあたらしいところ。リニューアルに伴い、トイレもきれいになりました。「ん、本館？東館じゃなくて？」と思ったそこのあなた。東館はいつも人気で、トイレ渋滞しがちなんです。したがって、本館を選んだ次第ですね。便キャ（便器キャパシティ＝便器の個数）が小さいのか、はたまた東館に人が集まりすぎなのか。トイレ需給予測を誤ったんでしょうね。

　なお、本館３Fは西側（吹き抜け側）と二箇所にありますが、西側は便キャが小さいので、東側がランクインです。あ、３Fを選んだのは個人的に３Fで買い物することが多いからです。本屋もあるから、青木まり子現象よろしくお世話になりがち。

第２位：一番町平和ビル ２Fトイレ

　東二番丁通沿い、BEAMSやFrancfrancが１階に入ってるあのビルの２階。上島珈琲の２階から入れます（他の店からの入り方は知らない）。いやキレイなのはもちろん、一番はほぼ確実に用を足せる確実性！みんなあそこにキレイなトイレがあること知らないんじゃね？難点は上島を経由するので、少し恥ずかしいことですかね。
　あの辺は良いトイレが少ないのでおすすめ。信号待ちの間とか、どうぞ。

第１位：仙台フォーラス B1Fトイレ

　圧倒的立地によるレア度で第１位に！
　このゾーンはそもそも気軽に入れるトイレの母数が少ないですよね。だが飲食店が多く、一次会・二次会前の待ち合わせに使用されるスポットも近く、需要は高い。そんな立地上の競争優位性を持って生まれたこのトイレ。最高に綺麗です。さすが2016年末にリニューアルしただけはある。
　商業施設特有の１Fにトイレを配置しない作りながらも、少し我慢して地下に行けば広がる花園。飲み会前の一服に、どうですか？または北京ぎょうざ明けに、ぎょうさん、どうぞ。

〜番外編〜
惜しくもランクインならなかった便器群のみなさんです。

・東北大学 川内キャンパス文化系総合講義棟
　綺麗さと便キャは申し分ないながらも、トイレットペーパーの質が最悪。あとなんか故障中であることがやたら多い。あとなんか寒い。
・ディズストの上
一見キレイなのは、掃除をたくさんしてるから？学生が深夜に吐きがち。

以上、ランキング形式で仙台のトイレを紹介してきました。
さてWEBの発達により時は大プラットフォームビジネス時代。商業施設の集客装置として「トイレマッチングサービス」をこの知見をもとにいつか作ります。
ユーザーは商業施設のトイレをマップ上から一覧でき、この時トイレの基本情報と口コミが閲覧可能。使用したいトイレを選択すると予約⇒用を足した後には該当施設のクーポンが発行される。そうすると、商業施設側としてはトイレをキレイに保つインセンティブが働くわけです。まさに自浄作用。
下らないと思ったあなた、お腹が下るぞ！
適当なこと言ってるけど、DeNAがこの前トイレの空き状況が分かるSlackbot作ってたし、ToileTechとか流行んねーかな。

そんな感じで、この寒い冬と辛い腹痛を一緒に乗り越えましょう。

北の国へと。徒然なるままに、しんしんと。