北枕@美術展めぐり

アート素人の目線で、美術展の感想をつらつらと述べます

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最近の記事

ピカソって何がすごい?(キュビスム展)

「アート」と言われて、まずピカソの絵が頭に浮かびます。そしてピカソといえばあの意味不明な絵、”キュビスム”。 なんか幾何学的な柄で、多角的な視点で……とそんな認識ですが、「ピカソって何がすごい?」と聞かれても、うまく答えられない。 そんな自分を変えるために上野に向かいました。 展覧会概要名称:パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展—美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ 開催場所:国立西洋美術館(東京・上野) 開催期間:2023/10/3(火)~ 2024

    • 私たちはどう生きるか(エコロジー展)

      地球温暖化が騒がれ、最近でもSDGsという言葉が広まり、人類の環境問題に対する意識は年々高まっているように感じます。人間の生活を便利にする代償として地球に与えてきたダメージはどれだけでしょうか。そしてそれは人類にどのような形で返ってくるのでしょう。 森美術館開館20周年を記念した本展覧会では、人間と地球環境との関わりの歴史を振り返り、また今後、どのように生きていくべきなのか、「エコロジー」をテーマにあらゆる視点からアートをとおして考えます。 展覧会概要名称:私たちのエコロジ

      • アートはみんなのもの‼︎(キース・ヘリング展)

        キース・ヘリングに関しての知識は、「ピクトグラムのような絵」「ストリートアート、ポップアートの先駆者」「たまにユニクロとかのTシャツのデザインで見る」程度のものでした。アートに関心のない友人でも、彼の絵は知っていたりするくらい大衆に根付いた作品を残しています。 展覧会に行く前に一応下調べをしていくと、彼が多くの社会問題、特にHIV・エイズの問題に対するメッセージを持って活動していたことを知りました。 恥ずかしながら、日常の中で作品を目にする機会は少なくないのにそこに込められた

      ピカソって何がすごい?(キュビスム展)