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オセバの腹癒せ #呑みながら書きました


ときどき、自分の概念を突き破って

自由だあああ!(犬井ヒロシ、わかる人だけわかればいい)

と、叫びたくなる瞬間ないですか?私はさきほど、足の小指を棚にぶつけて自由を叫びました。どうもこんにちは、ブラッド・ピットです。


……


高田純次氏のように、快活な自己紹介がしたかったのですが、うまくできませんでした、ガチョーン(古)。

そんなことをわーわー叫いたって、時は着実に過ぎていくのです。前回の #呑みながら書きました  から3ヶ月が経過したなんて、あっという間。これじゃあ、一年中が師走じゃねえか、という気分になります。けれど、第15回の呑み書きには何があってます、も参加したい。私のnoteには欠かせない呑み書きなのでございます。

マリナさん、呑み書きを開催していただきまして、ありがとうございます。キャンプ楽しんでください!乾杯!私は、真夜中から梅酒ロック(ビールをグイッとやったあとに、梅酒ロックを八杯?のんだかな?あれ?九杯かな?うん?わからんなった。まあ、結構呑んどります。)をいただきながら、書いておりまーす。




𓇼𓇼𓇼



「独身」という肩身の狭い存在を日常へ接続すれば、おせっかいおばはん(以下略オセバ)がゆらりと自然発生するわけで。どこからどうやって発生するのかわからない未知の生物、オセバ。オセバの特性は、お見合いの段取りやら、噂話やら、悪口やらが大好物で、独身に興味津々だから根掘り葉掘り訊いてくる。だから、必然と独身vsオセバという完パケができる。

はっきり言うと、オセバは、めんどーな存在だ。けど、めんどーやなあ、と思いながらも社会生活を営まないといけないじゃない、わたし、いい大人だから。道でオセバに出会しても


(北野、心の声)
うわああああ。現れよったでしかし。なんかやだなあ、やだなあ、怖いなあ、怖いなあ、うん。よっしゃ!ぐだぐだしててもしゃーない。一応、挨拶だけはしとくか。

「こんにちは。」

細い道をすれ違い様に挨拶をすると、オセバはこちらをガン見しながら


「あ!あ!トマトちゃん!?ひさしぶりいいいい!もう!(オセバ、私の腕を叩く。なんで?)あ!そうや!トマトちゃん独身で暇やろうから、地域でやってる健康教室のお手伝いしてくれる?次は日曜にあるから。ひえ!ぶはっ!咽せた。あははは!うひは!」


(北野、心の声)
え?最後「うひは!」言うたよね?間寛平師匠やん!それに声でかっ!わしゃ富士山の頂か!「やっほおおおおおおお!」やあるか!Hzが狂ってるでしかし!


と思いながらも、「独身で暇やろうから」という、まあ、別にいちいちいけずなことを口に出さんでもよくね?っていう言葉を付け足すのには、理由がある。私は二度ほど、このオセバの勧めてくるお見合いを断ったのだ。だから、オセバは腹癒せに、いけずな言い方を仕込んだのだろう。


(北野、心の声)
ええええええええええええええええ!独身ってだけでええええ、暇ちゃうしいいいいい!落ち着け!挙動不審になるな!けど、オセバに文句言って近所の人に変な噂を流されてもなあ。はあ。はあ。ため息2個。生きにくい。


「その日、行けないです。」

私の激る想いはあっさりと口から出ていた。「あちゃ!」と思ったけど、もう後には引けないし。私は、独身だから暇ではなくて、それなりに社会の干渉やルールに時間を拘束されながら生活してるんててす。ててす。うん。でもね、自分の中では、すこし社会貢献や奉仕をしなさい、と天使の私👼が言うけど、悪魔の私😈は、行ってもやることなくてまた要らぬお見合いを段取りされるでしかし、と言っているから、後者を信じて今回は行かない。今世も徳が積めない私、ガチョーン。


けど、それがいまの私じゃああああ!

あああああ!

自由だあああ!


心の中で雄叫びを上げていたら、オセバは


「え?あ、そう。トマトちゃんは独身やけど、忙しいんやね。うん。また時間あるときに手伝ってね。」


と、マスクから覗く目が異様に笑っていて「怖っ!」ってなったけど、ちょうど、オセバの携帯が鳴ったので、その場で手を振りながら別れることができた。


安堵。超安堵。安堵を通り越して、安泰。

そう思いながら、独身の私はこれからも生きていこうと思うけど、ほんまに肩身が狭いよね、独身。もっとこうさ、肩で風を切って歩いたりさ(古)したいじゃん。威風堂々とさ、生きてもいいじゃん。こそこそ隠れるように生きるんじゃなくてさ「俺の独身の生き様、見てくれやあああ!」みたいな、暴れん坊くらいの勢いで生きたいじゃん。独身がびくびくしてるのよ。怯えてるのよ。だから、私は独身に手をそっと差し伸べると、人差し指をかぷりと噛まれてさ「痛っ!」となりながらグッと我慢して



ほら、怖くない。怖くない。ほらね、怖くない。ねっ?怯えていただけなんだよね。ユパ様、この子、私にくださいな。(byナウシカ)



みたいに、独身に対してたくさんの慈しみを込めて接していきたいと思います。そして


その者、青き衣をまといて金色の野に降り立つべし。(by大ババ様)


と、青き衣をまとい、この荒んだ現実と独身を結ぶ救世主となります(宣言)。だから、独身のみなさん、威風堂々「わしゃ、独身じゃ!」と、生きてください。どんとこい!独身。



終劇








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