ほぼ週刊「情シス部長のつぶやき」Vol.13【マネージャーの資質】

【マネージャーの資質】


昨今のIT人材の枯渇により人の取り合いが激しくなっている今日このごろ。
情シス部長をしていると、いかに会社のシステムを安定して運用すべきか、また、新たなシステムをどのように導入すべきかを常日頃から考えてます。

システムを動かすのも「人」であれば、システムを作るのも「人」

このシステム人材獲得の重要性をトップと話すことが多いのですがなかなか理解を得ることが難しいです。

このあたりは自身の反省すべきところ。今後システムが会社での重要性が増し、人材を確保することが会社の発展にどうつながるのか?を理解させなければなりません。

そんな中、当社の経営コンサルとの定例の会議の中、IT部門のマネージャーの資質について話があったそうです。
(私はその場におらず、社長、上司の本部長、経営企画部長、コンサルのみの打ち合わせ)

その会議の中で、IT部門のマネージャーには特殊なスキル(ITスキル)はいらない、マネージメントだけできればIT部門(情報システム部)が回せる。と言う会話があったそうです。

その場にいたわけではありませんが、その話を上司から聞いたときには、怒りと失望感が出ましたね。

世の中の中小企業のトップや経営コンサル全てがこのような考えではないと思いますが、私はIT部門は技術職だと考えてますから、やはりIT部門をマネージメントするにはIT技術は必要と考えてます。

アプリケーションやインフラの技術に知見がある。さらにはプロジェクトを回してきた経験なんかも有していればなおさら良い。ここに上位層とのコミュニケーション能力も有していなければ、やはりマネージャーにはなれないと考えてます。

現に今いる20代の3人ともキャリア入社で、プロジェクトを回してきた人、インフラスキルが高い人、コミュニケーションスキルが高い人、この人間をマネジメントするにはそれなりのスキルは必要ではないですかね?

次の世代を育てる、上位層に理解させる、この両面ができる人がIT部門の長に着くべきかと。

では自分はどうなんだ!?と言われると、まだまだ足りていない所は多く、すぐに上司にカッとして意見を言ってしまう、まだまだ精神修行が必要な人間だな、と思ってしまいます。

それにしても、ITに明るい役員ってどのようにすれば作れる?できるのだろう…と日々悩んでおります。

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