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心と心を繋ぐオハナシ




"吊り橋効果"というものをご存知でしょうか、吊り橋を渡るという恐怖体験を共有すると心の距離がグッと縮まる、(大抵の場合は仲良くもなかった異性が恋仲になる)という心理学の1つであるのですが。

異性に限らず、人の心と心を近づける3つのアイテムを今回は紹介していきます。





つまり貴方は今日から好きなように人の心を鷲掴み!



というのはサムネ詐欺になるのでやめときカッツ。グリンカッツ。

・キャッツの原理
・共通の経験
・(共通の)秘密
・共通の敵




・キャッツの原理


そも、人と人とを結びつけるのは何か。その答えの1として仲間意識が大きな割合を占めています。例えさっきまで赤の他人でもある物を共有すると嘘のように仲良くなったり。そのある物とは何か、、




レッツフォーカス💨






・共通の経験


冒頭の吊り橋効果は恐らくここに分類されます。さらに掘るとより特別・貴重な経験であるほどその効果は期待されます。吊り橋を例にすると言わば死と隣り合わせというとても特殊な状況です。渡ってる途中に床の板が抜けた、ロープが片方切れた。などのさらに死を彷彿とさせるアクシデントが起きそれを共に経験すると、2人はもうとんでもなくウハウハになりスッキリボールを投げたくなることでしょう。恐怖に限らず、努力を実らせ勝利を掴んだチームメイト。高校生クイズに共に出場し優勝をかっさらった友達。などとの絆はもう計り知れません。これが1つ目の「よりレアな経験の共有がもたらす効果」です






・(共通の)秘密


おや?()が付いてますね、これは僕の弟がイタズラで付けたわけではありません。弟いませんので。秘密の場合は共通である必要がないからです。「他の人は知らない事を君と私で共有してる」というだけで2人は特別仲だと錯覚します。さらに言えばその秘密が共通であった際の効果ときたらもう……。これは割と王道の恋愛テクニックでもありますね、仲良くなりたい人がいたらバカバカ秘密を教えてあげましょう!拡散されたら引越すしかない。しかし、これは何もあなた達自身のものである必要もなく、2人で校舎を歩いてたら校長と教頭が麻薬の取引をしていた!こりゃ洒落にならんから言いふらすわけには行かない。という時これを知ってる物同士は共通の秘密を共有してることになるので「え、お前も知ってんの?(あぁマブ達やわぁ)」となること間違いなし。あー単純👏





・共通の敵


最後に紹介するこちらは最も実用性が高く無意識に高頻度で使われている心理術かと。ここでいう敵というものは"こちらに悪意を抱いてる"という風に明確に敵対している必要はありません。小言がうるさい共通の上司、グループ活動の輪を乱してくる共通の知人。などなど、当人がこちらを困らせるべく行動していない場合も共通の敵というのは案外容易に身の回りに発見されるわけです。僕の憧れである陰キャにヒッキーという男がいるのですが、そいつは文化祭実行委員の不真面目さに堪忍ならず、自分が不平を嫌味ったらしく言い放つことで批判・不平の的、つまり全体にとっての共通の敵と成り下がり見事、委員らを団結させていました。シビれますね。「なんで、あんなに人の気分を害する心にもない事が言えるんだ、あいつ?」と思った時、深呼吸をし大人になって見返してみると。他を団結させる為にピエロになっているだけかも知れませんね……本当にそんなことが出来る人が居るならば実はそいつは誰よりも格好良い奴なのかもしれません。



無論、秘密がより特別な方が効果が現れるように、敵もより強大な方が心理的な効果は顕著に現れます。








さて、今回は人との距離の近づけ方を1つの心理術に基づいて紹介しました。あまり故意に狙いすぎても上手く機能しないかもしれないので、万能な心理学とは思わないことです。ただ、この記事を通して真に伝えたいことは、嫌な上司や友達がいた時「あいつ実は嫌な奴を演じてるのかね?」って話し合ってみると少し印象が変わってくるかもしれませんよ。というお話です、表面ではなく本質を評価できる人間がもっと増えると良いですね。うん、そー思いますか。









まー結論、バイキンマンは良い奴説。
バイバイキン。


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