ここ数日、わかりやすく低気圧にやられ、使い物にならなかった。

ただ「体が重い」の4文字で済ませることはできないくらいの重さ、怠さ。脳天に10kgくらいの分銅を10個くらい乗せられてるとしか思えないくらい、抗えない頭痛に苦しんでいた。

単純に低気圧にやられているせいなのか、PMSの症状が重なっているのか定かじゃないけれど、私には月に1〜2度こういう日がやってくる。

もう、何をやってもダメ。気力＆体力がない。ただ座っているだけでもみるみるHP（ヒットポイント）を削られていく。20分に1回は横にならないと人類としての形状を保てない。

やらなきゃならないことはたくさんある。とくに今の時期なんて、早めに確定申告を済ませておきたいから、細やかな入力作業をやっておかなきゃならないのに、ままならない。取材もあるし原稿もある。

仕事があるのはとても嬉しいのに、助かるのに、体がついていかない。もしかして、年齢を重ねるたびにこういう「ままならない日」が、どんどん増えていくんだろうか。

元気がないと、こんなに寝てばっかりいて何もできない人間なんて、私くらいしかいないのでは……？ とどんどん思考は暗黒ムードに支配されていく。脳裏にずっと「生きてても無意味」みたいなワードが浮かんでは消え、また浮かんでくる。

そんなことはない、と私の中にいる優しい天使が時おり声をかけてくれるけれど、それも長くは続かない。今の私にできることは、そう、さっさと寝ることしかできない。低気圧が去ってくれるのを願いながら。

もうなんていうか低気圧のたびにダメ人間に陥ること自体がつらくて、低気圧にやられている自分がどんなもんだったか、できる限り記録しておくことにした。

もちろん低気圧にやられている最中の私にそんなことができるはずもないので、ちょっと楽な自分になってから、思い出しつつ書いています。今回も今回とて、体がだるかった。頭も痛かった。メンタルもキツかった。

低気圧にやられるタイプの皆さん、ともにがんばりましょう。いや、がんばらなくていいね。寝ましょう。