カフェオレが好きなんだけど、ちゃんと砂糖が入っているTHE・カフェオレを毎日飲んでいるとさすがに身体に悪い気がするから、3回に1回くらい糖類ゼロの身体に良さそうなカフェオレを買う。んだけど、それはそれで変に人工的な甘い味がする。人類の手、科学によるなんらかの力で無理やり甘くさせられているカフェオレを飲むくらいなら、最初からTHE・カフェオレを飲んでおいたほうが精神には良いのかもしれない。

それはそうと牛丼の話がしたい。厳密には、牛丼屋で働く人の話がしたい。

個人的ベスト牛丼店は松屋。近所にあって、徒歩3分で行けて、チーズ牛丼が美味しいというのが理由。前にも近所の松屋にまつわる話を書いていて、きっとたぶん相当松屋が好き。

私の家の近所にある松屋はさ、働いている人が全員良い感じなの。だからついつい行ってしまう。

何が良いって、働いている人の手つきとか顔つきが良い。ちゃんと「働きたくて働いています！」って顔をしながら働いている。無理やり、惰性、オートモードみたいなやっつけ感がまったくない。心や感情を殺して「これは本当の自分じゃない」みたいなギリギリで引っかかってるプライドみたいなものもない。

まっさらに、真っ直ぐに、どこまでも、松屋の店員さんをまっとうしている。その潔さが好き。職業に貴賎なんてものはないので、与えられた目の前の仕事を滞りなく、責任もってやり遂げるプロの手と視線が、私は好きだ。ああいう風に働きたい、といつも思う。

リモートワークなので、お昼休みは大抵どこかへ行って食べる。帰りにその日の夜ご飯を買って帰るのが、気ままな独身暮らしの自由。お昼ご飯の選択肢は松屋かカレー。気まぐれで開店しているラーメン屋さんが営業していたら、ラーメン。松屋の登場頻度は、かなり高い。

仕事の合間に見る松屋の店員さんは、とても良い。刺激される。購買意欲や食欲ならぬ、仕事欲みたいなものが存分に刺激される。は、は、働きてえ〜〜〜！！！ あんな風にテキパキとこなしたい、私も、仕事を。

みんな、あんな風に仕事ができたらいい。仕事はなんでもいい、言ってしまえば、なんでも。やってみてつらくなかったら、それはきっと合ってる仕事。やっていて誰かに褒められたら、それはきっと向いてる仕事。

そこにどんな理由があれ、働きたくて働いている人ばかりになれば、もっとハッピーになるよね。日本。