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旬をいただく「洋なし赤ワイン煮」レシピ


秋を感じる大人のデザート

秋になると市場に並ぶ洋梨を、多めに買って作りたくなるのが赤ワイン煮。

ロンドンのファーマーズマーケットで
購入した旬の洋梨

ロンドンでは外食先のデザートとして食べることがあるのですが、たいていお砂糖たっぷり甘みが強いので、自宅用に白砂糖不使用で、さっぱり食べられるレシピへアレンジしてみました✴︎

赤ワインは水で割らず、たっぷり1本分で煮込み染み込ませた大人のデザート。

フランス・ブルゴーニュ産ワインで作りたかったのですが(ピノノワールやガメイのぶどう)手ごろなモノに出会えず、お店の方がすすめてくれたイタリア産で作ってみることにしました♪ 煮込むので入手しやすい価格で探します。

今回お砂糖のかわりに使った「アガベシロップ」は、糖質がおだやかに吸収される低GI食品。甘みは一般的なお砂糖や蜂蜜の1.5倍強いとされ、少量でも
満足感を得やすい甘味料です。腸内の善玉菌を増やす成分が含まれるので、おなかに優しい食材でもあります。

それではレシピです♧

グルテンフリーやプラントベースの食生活をしている人にも食べてもらえます。

材料

・洋梨 3個(約170-180g/1個)
・赤ワイン 1本分(750ml)
・アガベシロップ 30g
・レモンスライス 65g(約1/2個分)
・シナモンスティック 1本
・クローブ 5粒

☑︎洋梨は熟す前ややかための状態が扱いやすいです。
☑︎レモンは皮ごと使うので、オーガニックを選ぶと安心です。
☑︎甘さ控えめのレシピなので、甘みが物足りない方はアガベシロップを追加してください。※ 盛りつけ後に、バニラアイスを添えるとちょうどよいバランスかと

手順


レモンをスライスし、クローブを果肉部分に刺しておく。
※煮終わったあと取り出す際にバラバラになりにくく片付けが楽です

鍋に赤ワインとアガベシロップを入れよく混ぜる。シナモンスティックと用意したレモン+クローブを浮かべ中火にかける。

画像左上が
クローブを刺したレモンの果肉


洋梨の皮をむき、がくの部分は包丁のあごを使い丁寧にくりぬく。
※表面の仕上げはしていないので凸凹しております…

皮をむきがくをくり抜いた洋梨


液体が沸いたら皮をむいた洋梨を入れ、弱火にする。キッチンペーパーを密着させるように被せて20−30分ほどコトコト煮る。
煮え加減は、洋梨の種類や熟し具合によっても異なるので、目立たないがく側から細い竹串を刺し、スッと通るか確認。

洋梨の上にキッチンペーパーを
被せながら煮ている

※洋梨の軸を表面に出して煮ようと、小さめの鍋を使ったところギリギリすぎて途中煮こぼれました...少し余裕あるサイズのお鍋がおすすめです


火を止めコンロからおろし、そのまま粗熱を取る。冷めたら、レモン・クローブ・シナモンスティックを取り出す。煮汁に漬けた状態でキッチンペーパーをかぶせたたまま、冷蔵庫でひと晩冷やし、召し上がれ♪

冷蔵庫でひと晩冷やしたあとの
洋なし赤ワイン煮

シロップに漬けた状態で冷蔵庫に保管し4−5日を目安に食べ切るのが○ お早めにお召し上がりください。

盛り付け時は、食べやすいように切ってバニラアイスクリームを添えました。アイスの上にはレモンの皮すりおろしをぱらり✴︎さわやか〜

オーツミルクベースの
バニラアイスクリーム
を添えました

食後のデザートにぴったりです!

それでは、また♪

「ケの日の台所」から生まれる
日々の食事を大切に

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