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○月✖️日献立帳#24

2023.10.9 冷たい雨

一日雨、暖房をつけたくなるほど寒い。市場には行楽客もほとんどおらずひっそり感。

暖かいものを食さねばと湯豆腐にする。締めには温麺にシラスを絡める。

枝豆、にんじんと牛肉マスタード和え、カブと油揚げ煮浸し、豆乳湯豆腐、生シラス温麺

2023.10.14 果てしない闘い

午前中は庭仕事。

敷地境界の塀沿い一帯には笹が根を張っていて、放っておくとどんどんと内側に侵食してくる。

なので地面からつんと顔を出した茎と葉を見つけ次第切り取る、という作業を、低木の茂みを分入り這いつくばり、夢中になって2時間ほどやっつける。笹退治である。

笹に悪気はないし、別に恨みはないが、こうしないとそのうち庭全体がただの笹の藪になってしまうので仕方ない。

退治といっても、頑強な地下茎まではさすがに刈り取れない。そのうちまた生えてくるのを摘み取っては笹の根の勢いが落ちるのをじっと待つ、果てしなく気の長い闘いである。

魚屋で珍しい魚を2尾買う。

モクアジとイシモチ

イシモチは海釣りをやっていれば馴染みのある魚なので珍しくはないが、自分はまだ釣ったことがないし、魚屋の店頭で見ると気のせいか希少なものに思えてくる。

モクアジはその存在を初めて知った。ギンガメアジに体形が似ている。捌いた身も乳白色で張りがあるところが、ギンガメぽい。

刺身にした味は、色から想像するのより脂分が少なくさっぱりしている。食感のせいか、醤油との一体感があまり感じられない。洋風の仕立ての方がよかったかもしれない。

イシモチも刺身にしたが、こちらは見た目も味も薄口でもう一味ほしい感じだった。


モクアジ、イシモチ刺身、オクラ納豆、ゴーヤのサブジ、カリフラワーとブロッコリーサラダ、豆乳パスタ

2023.10.15  貴重な時間

玄関にある金木犀が満開を迎え、一帯が花香で包まれる。貴重な時間、勿体ないくらいの祝祭感。

夕刻、陽気に釣られて釣りに出る。

大潮、満潮17時35分、微風、いつもの入江、15時30分開始、1.5gジグヘッドにアジ用ワーム1.7インチ、いざ。

ネンブツダイ、あるいはフグにワームを齧られてばかり、大潮のわりには他の魚の反応が感じられない。

満潮に差し掛かったころ、ようやく強い引き、掛かったのは小鯛。前回のよりは小さい、即リリース。今年は鯛が多いのだろうか。

いちおう釣れたので、これでよしとして17時30分終了。釣果、小鯛1 ネンブツダイ3


帰って夕飯の支度、メインは昨日のイシモチを使って茶碗蒸しに。

卵3個、あら出汁、ワカメ入り

モクアジ刺身、イシモチ茶碗蒸し、さつまいも蔓の炒め物、カブクリームとカリフラワーのクリーム煮


2023.10.18  サイクリング時々散歩

休み。用事を済ませに、久しぶりに自転車に乗って出掛ける。金木犀の香りに送られて。

秋晴れ、湿度も低くサイクリング日和といいたいところだが、ここは起伏の激しい地形、アップダウンの道行、行きは上り坂のうえに強めの向かい風、なかなか進まない。

途中で息が上がり耐え切れず降車し、手押し車の散歩道となる。

畑を貫く道、農作業の人がたまに視界に入るばかり。澄み切った空に鳶が旋回している。

何とか昼前に目的地に辿り着き、用事を済ませ、帰りは快適ロード、隣町の漁港に立ち寄り、釣り人の様子などちらりと確認。

釣りの気分になったので、夕方釣りに出る。歩いていつもの入江に。

中潮、満潮18時27分、やや強めの風、いつもの入江、1.5gジグヘッドにアジ用ワーム1.7インチ、17時開始、いざ。

投げ始めていきなり強い引き、引き上げると現れたのはマゴチ。

20センチくらいのコチ

なんと幸先いい。もっと大きいのが後で釣れそうな気分になって、気前良くリリース。

しかしそのような調子のいい具合には行かず、その後はさっぱり当たりがなく、18時30分終了、釣果、コチ1


魚屋で鯵を買ってあるので大丈夫。

鯵刺身、焼き春菊サラダ、鴨南蛮そば


2023.10.21 肥料やり

庭に果実の木がいろいろ植わってあるが、どれも実のなりが思わしくない。

特にイチジクとレモンの木は越してきてから2年、まだ果実が成るのを一度も見たことがない。

栄養が足りないのかと考え、団子型の有機肥料を樹木の根元に鋤きこむ。

イチジク、レモン、梅、オレンジ、みんな頑張ってほしい。

冬前にもう一度やろう。

魚屋でコロダイという、これも初めてみる魚。

捌いた身は真鯛のような白身と血合で、食べると鯛よりは磯の味が感じられる。寒くなって脂がのるとさらに美味しくなりそうだ。

コロダイ刺身、甘唐辛子炒め物、タカベ塩焼き、海苔のパスタ


2023.10.22  いざという

夕刻より釣り。裏手の漁港の突堤。

小潮、満潮20時15分、1gジグヘッドにアジ用ワーム1.7インチ、16時30分開始、いざ

いつもより針を少し軽めにしてみて、反応を確かめる。

当たりは絶えずあるが、かかるのは小さなネンブツダイばかり。その中で一度だけ、少し強い引きがあった。

かかったのは、なんだろう、

10センチくらいのチビ

フエフキダイ?ニセクロホシフエダイ?よくわからないがとにかく綺麗な模様が見られて少し嬉しい。

その後も掛かるのはネンブツダイばかり。辺りも暗くなり帰ろうと思った時に、急に水面の様子が変わった。

何か小さな魚の群れのピシャピシャした音と大きな魚が跳ねるようなザブンとした音が混じって波立っているようなスポットがあちこちに生じている。

暗くて魚の正体ははっきりはわからない。

何度かその波立つところにワームをキャストするが反応がない。

ではと、小魚型のルアーで水面を漂わせるといけるか、と急いでルアーを付け替え、いざキャスト。

しかし、焦って手元が狂い、リールがバッククラッシュ、糸がぐちゃぐちゃに絡まり強制終了。がっくり。悔しくも撤収。18時15分。

いざというときには焦らないこと、という教訓が本日の釣果であった。


カワハギ刺身、タカベ刺身、さつまいも蔓セロリのきんぴら、わさび菜納豆、高菜とビーフン炒め

昨日買って残ったタカベを刺身で食べたら、とても美味。脂の乗りきった鯵より旨味が感じられた。


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