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季節の保存食

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四季折々の保存食や漬物など
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梅干し 2019

梅干し 2019

2019年 覚書
・紀州の完熟梅(購入)3kg
・横浜の完熟梅(いただきもの)5kg
・紀州の完熟梅(いただきもの)2kg

塩分:12~13%(冷蔵庫保存)
到来時期が異なったので、到着都度、塩漬けに。量が多いのでジップロック漬けではなく、漬物樽に漬物用のポリ袋で、ペットボトルの重し。
2018年は赤紫蘇を購入するタイミングを逃してやむなく通販で購入。お高い赤紫蘇になってしまったので、2019年

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甘夏ピール

甘夏ピール

季節の保存食づくりは、この柑橘ピールから始まります。毎年4月下旬に仕込んだピールは、冷凍保存しておき、折々にチョコレートがけでいただく。

今年は甘夏の皮16個分。
4つに割って皮と実を分け、皮を4回ほど茹でこぼします。2回目くらいに皮の内側の筋や綿をスプーンで軽くこそげとります。

皮を煮るシロップの糖度を徐々にあげて、シロップの中で休ませるという工程を繰り返します。一度に煮るのではなく徐々に甘

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乳酸キャベツ(ザワークラウト)

乳酸キャベツ(ザワークラウト)

ドイツ料理でお馴染の酸っぱいキャベツ、ザワークラウトはお家でも簡単に作れます。
乳酸発酵すると、アミノ酸も増して、うまみは生キャベツの何と6倍にもなるとか。ホットドッグや塩豚料理の付け合わせに、いい仕事をしてくれます。
気温が20度以下になる時期に仕込むのが腐敗しにくいので、お勧めです。

材料
キャベツと、その重量の2%の塩。
お好みでスパイス(黒コショウ、唐辛子、フェンネルシード、ロリエ、クロ

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アメタマとオニグラ

アメタマとオニグラ

「飴色に炒めた玉ねぎ」で作ったオニオングラタンスープ、です。
コンソメスープにアメタマを入れ、トーストしたパン(バゲットがいい)にチーズをたっぷり載せて、オーブンで焼きます。冬のごちそう。

アメタマを大量に作って冷凍しておけば、何時でも簡単にオニグラができます。アメタマは、カレーやシチューはもちろん、ハンバーグとかしゅうまいとか、いろんなものに入れるとコクが出ておいしくなります。

なので、張り

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甘~いキャラメルクリーム

甘~いキャラメルクリーム

コンデンスミルク(加糖練乳)缶を、缶ごとコトコト煮るだけで、はい、出来上がり。トーストに塗って、温かいコーヒーや紅茶と一緒にどうぞ。

缶がお湯につかっている状態を保ち、弱火で1~2時間ほど煮ると、

こんな感じに。缶を開くのは完全に冷めてから。熱いうちに開けるとクリームが飛び出してやけどをする危険があるのでご注意を。

材料が練乳だけに、かなり甘いクリームになるのだけど、寒さを感じる季節になると

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鮎の甘露煮 お茶漬け

鮎の甘露煮 お茶漬け

夏の小さな贅沢。
鮎を甘露煮にして、冷蔵あるいは冷凍しておき、冷たい麦茶や緑茶(もちろん温かい物でも)でお茶漬けに。暑さ厳しい夏の食事にお勧めです。

鮎はお安い時にまとめ買い。骨まで食べられるように圧力鍋で煮る。鮎は身が崩れやすいので、取り出しやすいように鍋の底にはクッキングシートなどを敷くといい。本来は風にあてて干してから煮るようだが、ま、そこは省略。

圧力鍋に鮎がほぼ浸るくらいに日本酒を注

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梅干 2016

梅干 2016

今年2016年は、天候不順のため土用干しどころか、8月31日になってようやく干し始める。タイトル写真は2日目のもの。だいぶシワシワになってきた。

8月初旬に一度、晴れの日が続きそうだったので干したのだか、あれあれという間に天気予報が変わって、一日で断念。下の写真はそのときのもの。この後、再び冷蔵庫でお休みいただくこととなった。

わが家の梅干の作り方は、こちら

今まで追熟させても皮が固いことが

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砂糖不使用のピクルス

砂糖不使用のピクルス

甘みは何でつけるかというと、「みりん」。

材料
漬けるもの:パプリカ、きゅうり、セロリなどの野菜
ピクルス液:酢100cc、みりん100cc、白ワイン50cc、塩小さじ2、
      粒コショウ、ハーブ類(ロリエ、ディルなどお好みで)。

作り方
沸騰したお湯に野菜を入れ、一呼吸置いたらザルにとって水気を切る。
漬ける容器に野菜を入れ、煮立てたピクルス液を注ぐ。

ピクルス液を煮たたせるのは、

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紅ショウガ

紅ショウガ

梅干を漬けた赤梅酢で、新生姜を漬ける。市販の紅ショウガはオレンジ系の色だが、自家製は赤紫蘇の色。濃いピンクに染まってきれい。

材料
・新ショウガ
・塩 ショウガの重量の3%くらい
・赤梅酢

作り方
・新生姜のアルミホイルを丸めたものでこすって、表皮をむく。
・適当な大きさに切って(今年はスライス)、塩をまぶし、重石をかけて1時間以上置く。
・水気を切って、ざるなどに並べて半日、日干しにする。

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梅干

梅干

ジッパー付保存袋とペットボトルで漬ける梅干。タイトル写真左の赤味が強いものは2013年製、右が2014年製。瓶は小梅。

材料
梅干用の梅(青梅の場合は追熟させる)
塩 梅の重量に対して12%(うちの場合。仕上がり後、冷蔵庫保存する)
  小梅は、梅の重量に対して18%(常温保存するので減塩にはしない)
焼酎 消毒用(アルコール度35度のもの。うちでは食品に使えるアルコールスプレー「パストリーゼ」

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果物のジャム

果物のジャム

ざっくり焼いたトーストに、クリームチーズを塗って桃ジャム、苺ジャムをトッピング。
朝食のヨーグルトのために、季節の果物で作ったジャムを常備している。保存食というより常備菜に近い感じ。
お買い得品とか、見切り品という果物に出会ったときは、ぜひジャムにして見切らないであげましょう。

材料
季節の果物
砂糖 皮や種を除いた果物の重量に対して30~40%(保存期間や好みによって、糖度はもっと上げてもいい

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らっきょう漬け

らっきょう漬け

うちでは、カレーや焼きそばのお供に欠かせない漬物。漬け汁は冷やし中華のタレやサラダドレッシング、別のお漬物に転用できるので、重宝する。
下漬け(塩漬け)しない、簡単バージョン。

材料

らっきょう 1㎏に対して(うちでは2Kg漬ける)
酢 2カップ
砂糖 200g(うちはきび糖)
はちみつ 大さじ1(風味づけに。なくてもよい)
塩 30g
みりん 150cc

作り方
・らっきょうの下処理をする

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梅シロップ(梅ジュース)

梅シロップ(梅ジュース)

毎年の梅仕事の最初に作る。炭酸水や冷水で割って、夏のドリンクに。

材料
青梅 1㎏
氷砂糖 800g~1㎏

作り方
・青梅を洗い、乾いたら梅を回しながらフォークでぶつぶつと穴をあける。
・保存容器に梅、氷砂糖、梅、氷砂糖と段々に重ねていく。
・氷砂糖が溶けたら出来上がり。

青梅+砂糖+酢バージョン(右側 一年前に仕込んだもの)

上記の材料に、酢を200ml足したもの。酢が入ることで発酵が抑

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きゅうりのからし漬け

きゅうりのからし漬け

混ぜて置くだけ。和がらしの辛さが爽やかな、夏の漬物。これもビールや冷酒に合う。

材料
きゅうり 3本
塩 小さじ2
砂糖 大さじ3
日本酒 大さじ2
和からし 大さじ1~2(粉状のもの)
※材料は適宜増減可能です。

作り方
・きゅうりを切って密閉容器に入れ、その他の材料を全部入れる。
・蓋をして振り、冷蔵庫へ。時々容器を振って、1~2日で漬かる。

とても簡単にできておいしい漬物なのに、難点は

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