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‟世界に欠かせないピースをKiteRaがつくる” CEOインタビューvol.1

こんにちは!
KiteRaHRユニット統括の小林です。

HRユニットでは、KiteRaのカルチャーを社内外に発信するための取組みを行っています。KiteRaのカルチャーについて、取締役の3人にインタビューしていくシリーズの第三回目。

今回は、いよいよ代表取締役CEO植松隆史さんへインタビュー!
植松さんにKiteRaのMission・Valueへの想いを語っていただきました。


―まずは植松さんのご紹介から

1976年生まれ。神奈川県横浜市出身。
芝浦工業大学大学院工学マネジメント研究科卒。新卒で東京セキスイハイム株式会社(積水化学工業株式会社100%出資)に入社。
その後、システムインテグレーション会社にて約14年間、人事労務、経営企画及び内部統制の構築業務に従事。2019年同社退職。
同年4月、社内規程類の作成・管理クラウドサービスを提供する株式会社KiteRa及び社会保険労務士法人KiteRaを創業。

2013年社会保険労務士登録(東京都社会保険労務士会所属)
2023年一般社団法人 AI・契約レビューテクノロジー協会理事就任

―Missionについて


安心して働ける世界をつくる


小林:KiteRaの社会的使命として、私たちは創業当初からMissionを大切にしています。KiteRaのMissionはどのようにして生まれたのでしょうか。

植松さん:私は創業前の約20年間、人事労務や内部統制構築に携わってきました。その業務を通じ、事業成長には社員一人ひとりのパフォーマンスを最大化させ、潜在能力を引き出す重要性を強く感じてきました。
社員一人ひとりのパフォーマンスを最大化するためには、まず社員が業務に集中できる職場環境を整えること、会社と働く人のルールを整備すること必要であり、それが安心して働ける世界につながると思っています。

私たちは、社内規程という働き方や会社の制度を定義するドキュメントに関するクラウドサービスを提供しています。
このサービスを通して安心して働ける世界を実現する、それこそがKiteRaの使命と考え、このMissionを掲げました。

小林:植松さん自身、社会保険労務士ということもあり、会社と働く人のルールである社内規程の重要性を強く感じてこられたのではないでしょうか。

植松さん:はい。安心して働ける職場環境をつくるには、相互尊重のルールが必要です。社内規程は、働く人の権利を守り、働く人の守るべきルールを明らかにするもの。安心して働ける世界の基盤だと考えています。

―Valueについて

Missionを実現するための社会に対するKiteRaの行動指針として、3つのValueがあります。Valueそれぞれに対する植松さんの想いを伺っていきます!


Wow

私たちは、お客さまの本質的な課題をつかみ、期待を超え驚きを生むサービスを提供します。

小林:植松さんにとっての‟Wow”とは?

植松さん:Wowとは、お客さまが想像もしていない驚きを届けることです。
私たちのようなスタートアップが存在する意義は、事業を通して世の中にインパクトを与えること、イノベーションを起こすことだと思っています。

If I had asked people what they wanted, they would have said faster horses.
もし顧客に彼らの望むものを聞いていたら、彼らは「もっと速い馬が欲しい」と答えていただろう” 
     ―ヘンリ・ーフォード(自動車会社フォード・モーター創設者)

Wowについて話すときに私はこの言葉をよく引用させてもらいます。
交通手段が馬車だった時代、人々は、自動車ではなく「もっと速く走る馬」を求めました。その時代に自動車なんて想像もつかないですからね。
「もっと速く走る馬」ではなく「内燃機関」をつくり世に広め、より良い世界をつくる、それがWowです。
私たちKiteRaも安心して働ける世界をつくるために、お客さまが想像もしていない、これまでにないサービスを生み出していきたい。

人類の理想の世界があったとしたら、その世界に欠かせないピースをKiteRaがつくる。

小さくても良い、私たちでしかつくれないピースをつくり、それが理想の世界に欠かせない一つとなる。そんな存在になりたいという想いが、Wowには込められています。


KiteRa All

私たちは、全社員で協力し合い、全社員がステークホルダーに向き合い続けることを誓います。

小林:続いて、植松さんの‟KiteRa All”への想いをお聞かせください!

植松さん:私たちKiteRaのビジネスを成功させるためには部門間連携が極めて重要となります。なぜなら、お客さまはKiteRaのほぼ全ての部⾨と接点を持つからです。

小林:具体的にはどういうことでしょうか。

植松さん:顧客体験を軸にお伝えすると、
デザインチームがお客さまへの広告やご案内資料をデザイン。
マーケティングチームが広告を企画することにより、お客さまのコンタクト情報を取得。
インサイドセールスチームは商談機会の創出のため、お客さまに電話やメールでコンタクトをとる。
フィールドセールスチームはお客さまへ商談を⾏い、受注までフォロー。
受注後、お客さまに活⽤いただくためにカスタマーサクセスチームはオンボーディングを実施。
オンボーディング後はオペレーションチームがお問い合わせ対応。
テックチームやエキスパートチームはお客さまの声を分析し、プロダクトへ反映させていく。

つまり、お客さまはKiteRaが提供するサービスを各部門を通して横断的に体験することになります。
一つの部⾨がお客さまに満⾜いただけない対応をしてしまったら、他のチームがどんなに素晴らしい対応をしたとしても、お客さまの成功体験を⽣み出すことはできません。それは、お客さまだけでなくパートナー企業やKiteRaと関わる⽅々全てに対して同じことが⾔えます。

小林:一つの部門だけでなく、全社員で協力し合いお客さまへ向き合う。
そのために大切にしていることは何でしょうか。

植松さん:部門間連携で必要なこと、それは相互理解ですね。
お互いがどういうパーソナリティなのか、どういう思考を持った人なのか。表面的な理解ではなく内面にも思いを巡らせてほしいと思っています。
KiteRaで働く仲間同⼠お互いを理解し合えれば、⾃ずと部⾨間が有機的につながっていく。その結果、全社員で協⼒し合い、全社員がステークホルダーに向き合い続けることができると考えています。


Ownership

私たちは、どんなことでも自分ごとの姿勢で向き合い、一人ひとり責任をもって行動します。

小林:最後に、植松さんが思う‟Ownership”とは?

植松さん:私たちのようなスタートアップ企業は“初めての出来事”の連続です。前例がないことにチャレンジじているからこそですね。
特に初期フェーズにおいては、特定の役割や責任が決まっていないケースも多く、誰がやるのか決まってないことが⽇々発⽣します。
そういった誰がボールを持つのか分からない場合や、ボールが落ちそうな場合、指示を待つのではなく、⾃ら課題や問題を⾒つけ解決していこうとするOwnershipの姿勢がとても⼤切になります。

また、成⻑フェーズに⼊ってからは、経営トップが目配りできる範囲が限られてくるため、各部⾨のマネージャーだけでなく、ひとり⼀⼈が正しく判断し、主体的に意思決定・⾏動することが求められるのです。

小林:ひとり一人のOwnershipを促すために植松さんが重要視されていることを教えてください。

植松さん:そうですね、2つあります。

1つ⽬は、権限移譲。
経営陣がマイクロマネジメントにリソースが割かれているうちは事業のスケールは難しい。各部⾨が主体的に正しい意思決定を⾏い、正しい⾏動が有機的に連鎖する組織は、事業も組織も⾃律的に成⻑します。
2つ⽬は、情報公開。
⾃ら正しい判断をするためには、正しい情報に基づく意思決定が必要です。
KiteRaでは情報の透明性やアクセシビリティを⾼めるために、例えば業務連絡のSlackDMを原則禁⽌したり、毎⽉の株主へのレポートを社内に公開したりしています。

小林:そういえば、経営会議中は会議室の扉もオープンにしていますね。

植松さん:はい、Ownershipを発揮しやすくする環境づくりは⼤切だと考えています。情報が限定された中では、正しい判断、意思決定はできません。情報格差は認識齟齬の原因にもなります。
KiteRaでは、情報の透明性やアクセシビリティを高めるため、今後も権限移譲、情報公開の取組みを積極的に続けてまいります!

―植松さんありがとうございました!

小林:植松さんにKiteRaのMission・Valueへの想いを語っていただきました!

”世界に欠かせないピースをKiteRaがつくる”

創業から4年半―
KiteRaは、クラウドで社内規程を効率的かつ統合的に管理するというこれまでにないサービスを生み出してきました。
理想の世界に欠かせないピースの一つとなるためにお客さまへWowを届けていきたい、植松さんへのインタビューを終え、その想いがさらに強くなりました。


次回はインタビュー第二弾として、植松さんにKiteRaで働くみんなが大切にする精神、Spiritについてお話を伺います!

当社は今後の更なる事業拡大に向け、新たな仲間を募集しています。
KiteRaのMission、Valueに共感していただける方、ぜひご応募お待ちしております!

取締役インタビューシリーズ第一回
‟世界にWowと言わせたい” CTOインタビューvol.1はこちら

取締役インタビューシリーズ第二回
‟ノーサイドはそこで終わってしまう、KiteRa Allはずっと続いていく” CFOインタビューvol.1はこちら



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