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現代の名作ドラマ、「ライン・オブ・デューティ」のサンディー・ニュートン!(ややネタバレ)

世の中にはNetflixとHuluどっちがいい?という論争もあると思うが、私はNetflix派で、そして、Netflixにしていて本当によかったと思うのは、すばらしいイギリスのドラマがたくさん観られるから。Huluでも観られるイギリスドラマはあるのかもしれないが、なんといっても名作の誉れ高い「ライン・オブ・デューティ」。2012年にデビューした際は、それまでの十年で最も視聴者数が多かったという人気作。2012年に始まったのに今まで4シーズンしか完結しておらず、第5シーズンが先月放映を開始したばかり。と、かなりもったいつけてぽつんぽつんと放映されてきた。警察内部の不正・汚職を監視するという仲間内では嫌われる地味な部署の話だが、見始めるとおもしろくてイッキ見してしまいがちなので、去年からなるべく時間をかけて観るようにしてきたのに・・・。

日本で観られる最新の第4シーズンがやはりイッキ見してしまった。今回、捜査の対象となる中心人物、嫌味なほど沈着冷静で頭の切れるエリート警部、ロズ・ハントリーを演じるのがタンディ・ニュートン。映画などで活躍しているのは知っていたが、かつての大ヒット医療ドラマ「ER」の終わり近くにカーター先生と付き合っていた女性として思い出深く懐かしい。相変わらずスタイル抜群、品のあるたたずまいが素晴らしい。このシリーズでの演技も見事のひとこと。ストーリーも、派手さはないがスリルがあり、よくできている。最初のエピソードでハントリー警部と鑑識スタッフのティムがもめ、その後ティムの怪しい行動があり、次のエピソードでハントリーが出勤していないとちょっとざわつくシーン、そしてその後彼女がさらっと・・・という流れがあまりにもスムーズで、うーんやられたと思った。#metoo 的な話も出てきて、世相をよく表している。

イギリスでは新シーズンが始まり、エピソードが放映されるたびにSNSでの議論も活発な様子。早く観たい!

主演スティーブ・アーノット役のマーティン・コムストンも2012年の最初のシーズンのときのキャスト写真と比べるとずいぶん大人になりました。

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