オヨロコビ。

みなさんオヨロコビ。

この前までの寡黙さがウソのように
みんなワシャワシャ動き慶び
とてもニギヤカ。

どこもかしこも
ピカピカひかって
そりゃもうきれいったら！

もう
嬉しくて　嬉しくて
喜びがそこかしこに
はじけ翔んでる

樹々も　川も
鳥も　空も
もちろん太陽も

はじまったねー

嬉しいねー

おのおのが
それぞれの現しかたで
オヨロコビを
振りまいてる

更に軽やかになったナニカが
その真ん中を
シューシューと
吹き抜けてる

速いなあ

動き出したなあ

みんなオヨロコビだなあ

元旦は
厳かな粛々とした感じ

立春は
ウキウキ和気だつ感じ

いろんな「始まり」があるけど
どれもステキね

ヒトもどんどん
「オヨロコビ」を現して

その時その瞬間のヨロコビを
この自然のめぐりのように
自分の好みのカタチで
ぞんぶんに

現れたヨロコビは
ぴょんぴょんと弾け翔び
自然のヨロコビとも触れあって
大地へ
大空へと
ヒカリの粒が舞い躍り
またあらゆるものへの
ヨロコビへ

ココロおどる循環
美しい流れ

なんてキレイなんだろう！

ワタクシ関係ないとか
素知らぬカオしてても
自然の光のヨロコビは
みんなに降りそそいで
ザンネンながら
みんなオヨロコビ！

さあ
大きく息をすって
身体をノビノビさせて

春のさえずりと
ゆっくり歩いていこう

何がみえるかしら

何がきこえるかしら

ゆっくり自分のペースで
風がふわりと
時々あと押ししてくれるから

その時その時の
ジブンのヨロコビを
見つけて
感じて
楽しんで

愉快で
ご機嫌さんが

いっぱい