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三度、大学生となる。

この春、芸術系コンテンツを普く学ぶべく通信制の芸大に入った。
大学入学はこれで3回目だ。
Web learning が常態であり、究極一度もキャンパスに出向かず卒業できるとの触れ込みに惹かれた。

画を描く技術もなければ芸術の知識に長けているわけでもない。

子どものころから、ユトリロやルノアール、エッシャーをきっかけにこれまであらゆる展覧会をくまなく観に行っているし、中2の時に描いた読書感想画ってヤツで百点を取ったこともある。ピアノも13年習っていた。
これが私のお粗末な芸術のベースだ。

ほんとは、興味も持てて、学費もお手頃で、3回目の女子大生になれるところに見合ったのが芸大で…といってしまうと安直さが出てしまうが、内緒で頼みたい。

四月に入学して数日経過、課題や単位取得のレポートは締め切りがタイトで、すでにアタフタしている。
三月まで在籍していた大学では心理学を修めていて実験レポートのまとめ方などはお手の物だが、なにぶん扱うものが曖昧の最たるゲージュツなのでどう料理したらいいのかを悩む。

そこそこネタが集まれば見てくれの良い文章なんて割と整うものである。
ただ、つぎはぎの天ぷら工事なら見る人が見ればきっと化けの皮が剝がれる。採点者がバイト如きの講師であれば如才なく通るとは思うがそこはわからない。

とはいえ、まじめに勉強していることをここでnoteに報告しておきたい。

いい加減な入学目的であっても、新しい知識を取り込むのは快感に他ならなく自尊心をくすぐられる。
それに、確かにこんな年になって女子大生の肩書は多分ステータスである。

偉そうにリカレントだと?
いや、凡人にとっての勉強って学齢時を振り返って初めてどんだけ大事なんだよって思える尊いものなの、これはまじめに言えること。
人生折り返し過ぎても、考える細胞たちがパチンパチンはじけて蠢いている。

学割も使えるしね。
おっと、これはオマケみたいなものでして…

さて、在籍期間は7年。
この大学の卒業式には是が非でも袴を着用したい。
(詳細は前回記載note参照願いたい)

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