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Anne(アン)です。 リカレント女子大生兼そこら辺の有閑マダムです。 本音と建前の…

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Anne(アン)です。 リカレント女子大生兼そこら辺の有閑マダムです。 本音と建前の狭間を生きています。 そうそう、わたし、先日なんちゃって心理師になり、今は芸術系コンテンツを学んでいます。

最近の記事

夫婦に見えない

遠路、フグが名物の某所に行った。 夫の知人夫妻2組と仕事の後輩夫妻と私たち夫婦で8人。with cobid ⁉︎もう良かろうと泊まりがけで会食をすることになったのだ。 ホテルのロビーで皆さんと落ち合うが、奥さま方の私に対する少し微妙な対応に違和感を覚える。 後になってわかったことだが、夫が愛人を連れて来たと思われていたらしく大笑いとなった。 いやに若い(若く見える)女が一緒だが、あれは配偶者ではなくオンナなのではないだろうか、プライベートとはいえ堂々と連れて来たのだとすれ

    • 馴染みのバーがある

      やがて7年か8年になろうかという馴染みのバーがある。雰囲気のあるオーセンティックバーだ。馴染みと言っても今では年に4、5回顔出せればいい。 そこへは、逃避行だったり、大学の週末講義に出たついでだったり、ひとに会いに来たりしていた。 近くには居候するにちょうどいい一人暮らしの娘宅があった。 その都度、そのひととそのバーに行った。 本来が下戸なのでアルコールどころかバーの世界なんて全く知らずに生きてきた。 いつも、そのひとは私のためにアルコール少なめのフルーツカクテルを頼み

      • 古賀春江らぶ

        2枚の「古賀春江」が顔を出していると聞いて、今朝から久留米市の石橋美術館に行った。 正確には久留米市美術館と言う。 私が子どもの頃は石橋美術館だった。 久留米が生んだブリヂストンの創業者石橋正二郎氏にまつわる美術館だ。 中学生のときに古賀春江に惚れた。 夏休みの課題で古賀春江の展覧会を見に行かされた。 当時は全くその名前を知らず最初は女性だと思ったものだった。 シュールであり、けっしてわかりやすい作風ではない。 画を感じるという衝撃を受けたのは初めての経験だった。 美術の

        • 広島カープの灰山選手を知っていますか?

          今年もプロ野球のセパ交流戦が始まった。 今日5月28日は福岡ドームで福岡ソフトバンクホークスと広島東洋カープとの一戦を見てきた。カープのエース森下が投げ、ホークスは育成出身の渡邉捕手が初ヒット初ホームランをやってのけるなど大活躍の末、11-1でホークスが大勝した。 私のルーツは広島にある。 父親が広島市袋町⇒廿日市で育っている。 小さいころからカープについて聞かされてきたので野球ファンとしての入り口は広島カープだ。 とはいえ、自身は福岡生まれ福岡育ちなのでカープはもとより、

        夫婦に見えない

          三度、大学生となる。

          この春、芸術系コンテンツを普く学ぶべく通信制の芸大に入った。 大学入学はこれで3回目だ。 Web learning が常態であり、究極一度もキャンパスに出向かず卒業できるとの触れ込みに惹かれた。 画を描く技術もなければ芸術の知識に長けているわけでもない。 子どものころから、ユトリロやルノアール、エッシャーをきっかけにこれまであらゆる展覧会をくまなく観に行っているし、中2の時に描いた読書感想画ってヤツで百点を取ったこともある。ピアノも13年習っていた。 これが私のお粗末な芸

          三度、大学生となる。

          卒業式はシャネルスーツで

          先日、長く在学した大学を卒業した。 通信教育、カッコよく言えば Web lerninigだった。 子育ても終え、夫婦二人になり、鳥巣症候群に陥る前に手っ取り早く思いついたのがリカレントの学び直しだった。 専攻は心理学、後付けの入学理由として「人知をもってしてもどうにもならない世の中にあって自分を立て直そうと思った」と動機を尋ねられたらこう答えを用意していた。 有名大学は費用も通学生と変わらないし、何より入学試験がある。こちとらとりあえず何か勉強したいという輩なのでできるだけ費

          卒業式はシャネルスーツで

          続報、お雛様を出した

          決意が揺らがないようにと「久しぶりにお雛様を出したい旨」を前回のnoteに書いたが、その日は思いの外早く来て、もう既に2週間程毎日愛でている。 明日は三月三日。 間に合った。 ひとつひとつ箱を開けながら懐かしい空気を吸った。 箱の隙間を埋めた古新聞から、最後に片付けたのが2002年春だったことが見て取れた。母が亡くなって以来手付かずだったので10年以上触れてはいないとわかってはいたが、なんと実に20年も経っていた。 そして、母のものであろう髪の毛一本が紛れ込んでいた。 は

          続報、お雛様を出した

          今年こそお雛様を出そうと決めた

          今年こそはお雛様を出そうと思っている。 七段飾りのお雛様だ。 私が生まれて祖母(母の母)が買ってくれたものらしい。 母はこういう季節ごとのオーナメントの扱いには几帳面な人で、毎年の雛人形をひとつひとつ箱から出しお顔の覆いを取り軽く刷毛で埃をとり、丁寧に飾っていた。 最上段の女雛は松や桜の描かれた扇を持ち、小さくは有れど本物の扇と違わぬものだった。 その隣に鎮座する男雛は刀を携えており、鞘から剣が抜き差しできた。 右大臣左大臣も帯刀していたが男雛ほどのそれではなかった。 三人

          今年こそお雛様を出そうと決めた

          2008年の手帳がひょっこり出てきた

          万一何の準備もなしに此の世を去ることになったとして現世に残していて恥ずかしいものがあるとしたら、何としてでも生きている間に処分したい。 今日ガサゴソしていたらそんな類の一冊の手帳が出てきた。 それも2008年の。 実は歴代の手帳を捨てきれずにいて20年分くらい隠し持っている。 「20年分くらい」というのはだいたい20冊くらいあるなぁと紙袋に雑多に詰め込んでいるだけできちんと整理しているわけではない。だから2008年が抜けていたなんて知る由もなくこんなところにあったんだ…と

          2008年の手帳がひょっこり出てきた

          わたしの名前は Ann もしくは Anneです(自己紹介も兼ねてお話します)

          But if you call me Anne please call me Anne spelled with an E. 「赤毛のアン」の中でアンが初めてグリーンゲイブルズにやってきた時、養母になるマリラに「Annではなく、Anneと呼んでほしい」と言うのですが、「eを付けなくても大したちがいはない」と無下に言われてしまう場面は殊に有名です。 この時アンは「あら、大ちがいだわ。そのほうがずっとすてきに見えるのですもの」と反論するのです。 アンという名前は「Ann」や

          わたしの名前は Ann もしくは Anneです(自己紹介も兼ねてお話します)

          「最終学歴」ではなく「最新学歴」らしい

          5年前に編入した大学の卒業が決まった。包括単位を含む卒業単位を満たしてついにその日が決まった。 3年編入なので本来は最短2年で卒業できるのだが、何せ時間を持て余す有閑マダムはちびちびと、否、コツコツと学習を進めた結果がこの三月弥生にホタルノヒカリと相成ったわけだ。留年と言う勿れ、さしずめ学習延長であろうと本人は思っている。 そして今、女子大生という肩書の心地良さと学割のお得さを手にしたおばさんは再びリカレントで次のフェーズへと進もうとしているところなのである。 私の名誉のため

          「最終学歴」ではなく「最新学歴」らしい

          はじめまして…note

          そこそこの妙齢女子です。 自分で女子と呼ぶのも予防線張ってるっぽくて恥ずかしいですけど。 そして、心理学を修めるリカレント女子大生です。 子育てにひと段落したら何もすることがなくなってしまいメンタル立て直すために編入を決意というより、何者たるかの肩書が欲しかったのかもしれません。 突然noteを書こうと思いました。 noteを書くことって、誰かに読んでほしい?自分のことを知ってほしい? 否、誰の目にも止まらなくて結構、それは自己満? 自分を晒したかったり、あと、記憶の貯蔵庫

          はじめまして…note