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性教育のちょうどいいタイミングが訪れた話(我が家の場合)

性教育は、自分や大切な人を守ることに繋がる大切なことで、幼児期から早めにやったほうがいい、日本は遅れている、というようなことは色々なところで聞かれますが、実際、子育て中のみなさんはどのように性教育をしていらっしゃるのでしょうか。

我が家には小3の長女と年長の次女がいます。

これまで私がしてきた性教育といえば、生まれたときの話をしたり、お風呂でおまたは大切なところだから優しく洗おうと話すとか、その程度。

もっと具体的な話、どうして子供ができるのかとか、男女の身体はどうなっているだとか、月経のこととか、そういうことはちゃんと話せたことがありませんでした。

なぜなら、いつ何を、どう話したらいいのかよく分からない

一度、「プライベートゾーン」を教えようと、娘たちに話したところ、「ふ、ふぅん…」という感じの反応(困惑させてしまった)だったこともあり、今まで掘り下げそびれていました。

ところが昨日、長女がふと

「私たちはどうして生まれたの?」

と尋ねて来ました。

「ママとパパが好きあって、あなた達がお腹にやってきたんだよ」と言うと、

「じゃあ好きになったら自動的に赤ちゃんが生まれるの?」と娘。

そこで、もう少し具体的に説明することにしました。

「女の人の体の中には卵子があり、男の人の体の中には精子がある。それが合わさると受精卵ができ、それがお母さんのお腹の中で育って赤ちゃんになるんだよ」

(娘)「じゃあ好きどうしになったら精子が勝手に入ってくるようになるの?」

もうこれは事実を伝える良い機会だと思い、

女の人のちつの中に男の人のおちんちんが入って、そこから出てきた精子が女の人の子宮〜卵管に泳いでいていき、そこでうまく卵子と出会うことができたら受精して、受精卵が子宮のベッドにうまくくっつけば、そこから育っていて赤ちゃんになるんだよ、と、子宮の図を書きながら説明。

その途中でうまくいかない場合もたくさんあって、赤ちゃんができるのは奇跡なんだよ、と話しました。

長女はその話に目を丸くして「へー!」「そうだったんだ!」とものすごく感心した様子。

さらに、その後も「受精卵ってどんな色?自分で動くの?」「お母さんのお腹の中のベッドはどのくらいフカフカなの?」などと興味津々で、私も自分の知識では答えられないほど。

話しながら娘はとても嬉しそうで、「今日は寝る前に私の生まれた時の話をまた聞かせてほしい」と言っていました。

その夜私は、生命誕生についてできるだけ写真などで詳しく書いてありそうな図鑑をamazonで注文しました。次女にも分かるよう、幼児向けの性教育の絵本も。届いたら、娘たちと一緒に読んで、また話をしたいと思っています。

性教育、親の働きかけが大事だって言う事はわかっているけれどなかなかうまくいかないこともある。

そんなときは、子どもが知りたいと思うタイミングを待つのも、ひとつではないでしょうか。

子どもの好奇心がわいたタイミングをとらえて話せれば、子どもはものすごく興味を持って聞いてくれるし、こちらも分かりやすく伝えて好奇心に応えようという気持ちが働くので、楽しいコミュニケーションの時間になるかもしれません。

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