【思慮深さのレイヤー】考えることを繰り返すうちに思考の深淵に沈んでいく

僕が最近気づいた、考えること・思考・思慮について気づいたことを書きます。考えることを繰り返していくうちにどうなるのか?考えるクセの持ち方、考えることについて

考えるクセを持ちたい人、自分の意見を持ちたい人、考えるとは何か?考え始めた人の参考にでもなればと思います。

考えのレイヤーが深くなる

考えることを繰り返すと、思考力が上がります。初めは同じ式(思考プロセス)で解を開いていたのが、慣れてくると新しい式が身につきはじめ視点が増えます。

(解:自分なりの意見や課題に対する仮説、課題の原因についての推測などのこと)

式が増えると思考の処理速度は早くなり、深い考えを素早く導き出すことができるようになってきます。

この思考力が上がっていくのを僕は「考えのレイヤーが深くなる」と言っています。

最初は脳の浅いところで考えていたのが、だんだん深い階層(レイヤー)で考えを巡らしている感覚になるからです。

まだ浅い

また、思考力が上がってくると「この問題は今の段階(階層)ではまだ処理しきれない。」という感覚が生まれることもあります。

(これを僕は「まだ浅い」と言ったりします。)

こういうときは大抵今すぐの解を諦めて、寝かせるということをします。

意識(顕在意識)での思考よりも、無意識(潜在意識)での思考の方がより難しい問題を解決できるので、そちらに任せるためです。

思考力が深くなるというのは、この無意識へ意識からアクセスができるようになってきているからかもしれません。

思考力を上げる。考えのレイヤーを下げていくには考えるクセを持つことが大事だと思っています。

考えるクセとは

考えるクセというのは、好奇心を持つことだと思います。なぜこれはこうなの?こうじゃいけないの?こうした方が効率的じゃない?こっちの方が楽しいんじゃない?こうした方が面白いんじゃない?という気になったことを見つけて掘り下げていく作業です。

興味を増やす。趣味を増やす。お題に対して自問自答を繰り返すことで自分自身の考えや意見を持つことができます。

桑沢洋子の概念崩し

僕が卒業した、桑沢デザイン研究所の初代所長 桑沢洋子は概念崩しを説きました。これは、社会の既成概念を一度解体して、もう一度初めから組み立てるように考え直す事だと思います。(スクラップアンドビルドでは無く、初心に返ってモノを見る感じ。)

忍者の表と裏の思考

また忍術の研究視点で考え方について書くと、忍者は普段、表面上は一般社会の常識に従い空気を読みながらも、内面では自分自身の考えを持ち常に物事を疑ってかかり、大事な場面では自らの義に従って行動をしていました。

思考力を深めることで

思考力を深めていくと、世の中の常識に騙されず自分自身の考えで導き出した正解に従って生きることができます。

創造性が上がり、臨機応変な柔軟な対応力も身につくと思います。自分自身の考えを持てるので自信が身につきます。

考えるクセを作ることは初めは大変ですが、慣れてくると楽しくなってきます。自分自身の考えを持てているという感覚、ふとした日常で探偵のような推理ごっこができるようになります。

そう考えると妄想や想像なんかも考えるクセのうちかもしれません。考えるクセを意識して、日常をちょっと楽しく過ごしてみてはいかがでしょう。

考えることについて、ちょっと考えてみませんか?

🥷忍者の思考と精神を身につけるべく、日々修行を行ってますので見届けてもらえると幸いです。あとお仕事のご依頼もお待ちしております🙇‍♂️。サポートは兵糧(ひょうろう)に使わせていただきます。 WEB:https://shinobi-design-project.com/home