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Portrait Works

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モデルさんのポートレート撮影
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2019年1月の記事一覧

SHAY@丸の内 Vol.2

きよひこさんの撮影が一番素の笑顔です! SHAYちゃんに今回のデータを送ったらそんなコメントを貰った。信頼関係ができたのかな、ということは素直に嬉しい。かれこれもう6回目だしね。 「モデルの魅力を引き出す」ということを語るポートレートカメラマンは多いけど、正直僕にはその意味がよく分からないし、僕にそんな能力があるとも思えない。 人の写真を見て「モデルの魅力を引き出してるなあ」と感じたこともない。僕にはそういう感性が欠落しているのかもしれない。 僕の頭にあるのはいつだっ

SHAY@丸の内 Vol.1

何度でも言うけど、SHAYちゃんは面白い、絵になる、撮影に対して真面目、というところが素晴らしい。そして何より、彼女は被写体として既にプロフェッショナルだ。 これは被写体として大きなアドバンテージだ。プロの世界を知っている。プロのカメラマンが自分をどのように撮るのかを知っている。 この記事は写真のモデルではないけど SHAY ちゃんが写ってる。 なのに驕ったところが全くなく、ポートレートという世界はそれはそれで新しいチャレンジとして真摯に取り組んでいる。 もし僕がSH

MOEK!@恵比寿ガーデンプレイス

橘エマ@恵比寿ガーデンプレイス

眼鏡女子

Model: SHAY 特に具体的な撮影プランがあったわけではないのだけど、なんとなく指輪と眼鏡をリクエストした。撮影した写真を眺めてから初めて気付いた。そういや僕は眼鏡フェチだったわ。 ポートレート撮影に、個人的な女性の好みみたいなものは持ち込まない、というのが信条だったのに無意識というのはオソロシイね。 中学生の頃、好きだった女の子が遊び半分で友達の眼鏡を借りてかけた瞬間、息が止まるほどの衝撃を受けた。アレがよくなかったんだよな、きっと。 何はともあれ眼鏡女子は素

想い出の指輪

Model: SHAY ※この物語はフィクションです。

MOEK!@青山一丁目

新年一発目の撮影は、初参加の NATURALI 撮影会所属、MOEK!(もえき)ちゃん。新レンズも投入して新しいことづくめの撮影。 去年は本当にポートレートを始めたばかりで、どういうタイプのモデルさんが自分の作風やビジョンと親和性が高いのかが分からず、手探りの状態が続いた。正直、迷走してしまった感は否めない。 今年はそういう点を踏まえて、よりシビアに被写体を選ぼうと思う。そういう意味で非常に良いスタートを切れたと思う。 映画のような、ドラマティックな、ストーリーを感じさ