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予定調和が嫌い?

「きよひこさんってホントに予定調和が大嫌いですよね」

というようなことを友人から言われて、分かるようで分からないなと感じていた。いや、おそらく言ってることは間違っていないんだろうけど、僕が嫌いなことを表現する単語として「予定調和」がいまいちしっくりこないというか。

僕の中で「予定調和」に近いニュアンスを持ちながら、なおかつ「これ大嫌い」と思っていることに「内輪ノリ」というのがある。もうさ、そういうのは学生時代にやり尽くしてから社会に出てくれよ、と思う場面が社会に出てからもちょいちょい目にする。見知った人間しかいない場所だからできることなんて何の価値も無いし、誰にも響かない。

自分の価値を下げるリスクをあらかじめ最小化する行動に「男らしさが見られない」から気に入らないんじゃないかな。今、色んな表現を打ち直していたのだけど、これが一番しっくりくる。「正直」とか「素直」とか「本音」という僕が大好きな言葉の真逆にあるスタンス。

あらためて「予定調和」という言葉の意味を調べてみた。

大方の予想した通りに物事が進んで(途中にイレギュラーな事態が発生したとしても結局は当初の筋書き通りに軌道修正して)意外性のない予想通りの結末に落ち着くさま、および、そのような結末に落ち着くことが容易に想像できる安易な筋書きのこと。

Weblio

ああ、確かに大嫌いだわ、と思った。なぜなのか。意外性ゼロの安易な筋書きに落とし込むのは結局「リスクを避けて」「自分の本音を隠している」から。そんな話に興味なんて持てるわけない。

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