今日は、担当しているけど話をしたことがなかった利用者さんの家を訪問した。
前に顔合わせに行った時、目が死んでないという印象が強く残っていた。

今日はお話する機会があったので、気になる事を聞いた。車椅子に乗っておられる利用者さんで、年齢は40代。どうして車椅子に乗るようになったのか気になっていたので聞いた。
巻き込み事故で、スクーターに乗っていて急にUターンした車にぶつかって背骨が折れ、今は胸から下は力も入らないということだった。

ちょうど今の僕くらいの、30代の頃に事故に合ったらしい。
どんなに辛かっただろうかと思うと、何を言っていいか分からなくなった。
独身の方ということもあり、何を支えに今を生きておられるのか聞きたかったが、絶対に聞けなかった。

今の自分は、困ったことがあったら何でも言ってくださいとしか言えなかった。簡単に言葉を発することができなかった。

ただ、希望を失っていない目が何を写してるのか、今度聞いてみようと思った。