脱!不毛!アラフィフ『再』婚活日記#176 お湯なし生活はじまる

恋活だの婚活だの、ちょっとどうでもよくなってきた。

給湯器が壊れて、家中の湯が出なくなったのだ(鬱)


うちのマンションは築16年。
あちこちガタもくるお年頃。
3年前、一度湯が出なくなって見てもらったら、
「ひとまず応急処置的な修理はしておいたが、次に同じようなことが起こったら、新しいものに交換した方がいいと思います」
と言われていて、昨夜その時が来たようだ。
今日はたまたま人間ドックの予定があって休みを取っていたので、早めにガス屋に連絡でき、すぐに来てもらえた。
とりえあずの修理でも10万円くらいはかかる上に、部品がすぐにあるかどうかも分からないので、急ぐなら入れ替えの方がいいでしょうね、とのこと。
これが賃貸だったら自分は何もしなくていいけど、いかんせん自分ちなので自分持ち。

50万円ですってーーー(白目)


ま、湯が出ないと困るのでしゃーないわ。
真冬じゃなくてよかったと思おう。
そして昨夜はシャワーは使えなかったが、浴槽には湯が張れたのでそれでなんとかなったが、今宵は湯も張れない。
浴室のシャワー・洗面・キッチンのガス導線と浴槽の導線は違うので、浴槽に水を張っておいて、たし湯で沸かせばなんとかしのげます、と聞いていたのに、たし湯も湯になっていない模様。

ただ今の時刻、21時40分。

詰んだあたい


今から銭湯行くとかくっそめんどくさいんだけど、明日は友達と出かける用事がある。
なのに風呂入れないって(鬱2)
こうして現実逃避してnoteに日記書いてる暇あったら笑、さっさと銭湯行けばいいじゃんと思うのだが。
徒歩圏内に昔ながらの銭湯があるのだが、私はローカルルールみたいなのがある街中の銭湯は好きではないし、ガキ…いやちびっこがそのへんを走り回っていて、湯舟に何が入っているか分からないようなスーパー銭湯も好きではない。
給湯器の工事は1週間後。それまでどうすんだ、風呂。
宿泊費払ってホテル泊まるほどでもないし、やっぱ銭湯通うか、友達のとこ行くしかないよな。
こういう時、同じマンション内に友達ほしいなーと思う。

それに今日今から外に出るのが億劫な理由がもう一つある。
人間ドックの胃カメラの鎮静のせいで激眠。
もうとっくに抜けてるはずなんだが、お昼ごろ終わってから夕方までずっと頭がボーッとしていて、ガス屋さん来たから昼寝もできず、無理やり起きていた。
だからゆっくりお風呂に入って早めに寝ようと思っていたのに。
そもそも鎮静やったらその日は運転だめだしな。
関係ないが、毎年人間ドックを受けに行っている総合病院。
今年は内視鏡のところに若い男の子の看護師さんが入っていた。
私は胃カメラが本当に本当に本当に大嫌いで(好きな人はおらんだろ)、喉の麻酔を飲まされる時に「うぇぇぇぇぇぇぇ」と言いながら(大人なんだから黙って飲め)超苦い顔をしていたら、男子看護師さんが
「大丈夫ですかー?」
と背中を優しくポンポンしてくれた。
泣きそう笑
ほら、ババァは優しさに飢えてるから笑、彼にとっては仕事の一環なんだと解っていてもうれしいよNe!
そして
「じゃーゆっくりお薬入れますねー」
と言われて、点滴から鎮静薬が入って約3秒後、私は意識を失うのだ。

40歳になった時、
「長生きはしたくないけど、今はまだ死にたくないから、毎年人間ドックを受けよう」
と決めて、以降毎年実行している。
会社の健康診断もあるので、半年に1回は何らかの健康診断をしているという寸法。
初めて胃カメラを飲んだのは、初めての人間ドック。
はっきり言って胃カメラをなめていた。
「ま、いうても喉を通すんだからカメラってそんなに太いものじゃないだろうし、皆やってんだから大丈夫だろ」
と、丸腰でフツーに口からでトライすることにした。
まず、壁にかかっていたカメラにひるんだ。
「えっ!めっちゃ太いやん!こんなん飲み込めるかいな!!」
その懸念通り、「通常、そんなもの飲み込まん」というようなものを、無理やり飲み込まされるのだ。
私は拷問でこれをやられると、秒で真実を吐く自信がある。
涙と鼻水と唾液で顔はぐちゃぐちゃ、地獄の底から吠えるようなえずき声と、えずくせいでエビのよう丸まる背中。
おばちゃん看護師さんがずっとそばにいて
「お腹で息してー、そうよー上手よー、つば飲み込まないでー、頑張ってー」
と声をかけてくれていたが、
今すぐにカメラを引き抜きたい、それが無理なら

いっそ殺してくれ


と思ったものだ。
二度と口からはせぬと、次の年からは経鼻にした。
だがこれもたいがいで、私は鼻の穴が小さいので入れにくいと言われ、終わった後鼻血が出て、結局これも喉を通るので決して楽ではない。
口からやるより、少しだけマシ、って感じ。
そこで『鎮静』ができることを知る。
なんと「寝ている間にやって、気が付いたら終わっている」と言うではないか。
ただ、鎮静やるとベッドの都合で予約が取りづらい、終わってから1時間ほど寝て帰らないといけないのですぐに帰れない、乗り物の運転などができない、などのデメリットがある。
病院によって鎮静使用は別料金を取られるらしいが、私が行っているところは無料のオプション。だがそれ故にやはり予約は取りづらい。
しかしあの苦しみとを天秤にかけたら、いずれもどうってことない。
初めて鎮静でやった時はめちゃくちゃ感動した。
本当に寝ている間に終わっていたのだ。
『麻酔』とは違うので、『無意識』はあるらしく、話しかけると応えたりするし、えずいたりもしているそうな。だけど自分には『苦しい』という自覚が全くない。
なんだこの夢のようなシステム。
いつぞやの鎮静胃カメラで、不思議なことがあった。
私は夢を見ていた。
夢の中でも胃カメラをやっていて、げーげー言っているのだけれど、全く苦しいと思ない。
そして目が覚めて「あー、夢だったのか」と思ったが、そこは内視鏡室のストレッチャーの上。夢ではない。現実だ。
不思議な感覚だったけど、途中で醒めていたらと思うとめっちゃ怖い。

今日も思ったけど、安楽死で注射して死ぬ時ってこんな感じなんだろうか?
3秒くらいで、頭の中に暗幕を張ったような感じになって意識がなくなる。
走馬灯なんていらない。ロクな思い出しかないし笑
やることやって全部片付けて、人に迷惑かけないように、こうやって楽に簡単に死ねたらいいのに。

とりあえず水で洗顔して、明日朝銭湯行くか(鬱3)

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